長い育児休暇が明け、久々の職場。
ですが、慣らし保育もあるため、4月1日から仕事!というワケではないんですよね。
さらに、慣らし保育中に子供が熱を出してしまい、数日登園できない日があると、慣らし保育のスケジュールがズレちゃうことも。
場合によっては、慣らし保育の期間を延長しませんか?と保育園側から言われることもあります。
わが家も、下の子がそうでした!
2週間の慣らし保育が3週間になっちゃいました。
延長になってしまうと「復職に影響が出ちゃう!」と焦りますよね。
そのため、慣らし保育+1週間ぐらいは、復職に余裕を持たせていると安心です。
わたしの場合、4月4週目に復職日を設定していたため、焦らずに済みました!
復職日を決めるときのポイントと、復職後に利用したいお得な制度もご紹介します!
よく「月の途中に復職すると損」なんて話もありますが、これなら、たとえ月末の復職でも、損はしません!
わたしの育休復職日の決め方
わが家の場合、下の子は4月から保育園へ入園。
慣らし保育の期間が2週間あったため、余裕を持って4月4週目に復職しました!
復職日を決めたときのポイントは、
- うちの自治体は入園した月中に復職しなければいけない
- 慣らし保育は2週間だけど、余裕をもって3週間みておいた
です!
まず、気にすべきが自治体のルール。
「4月入園したら、4月中に復職しなければいけない」などの決まりは自治体によって異なります。
さらに、復職証明書も提出が必要です。
ここ、守らないと、せっかく入園できた保育園でも退園になっちゃいますので、ご注意くださいね!
次に、慣らし保育との兼ね合い。
慣らし保育は園によって、1週間ほどのところもあれば、GW明けまでのんびり1か月以上かけてやるところもあるんです。
もちろん、自治体の復職のルールに沿って保育園は設定していますので、そこは安心してくださいね。
わたしの感覚としては、2週間ほど慣らし保育をする保育園が多いように思います。
ですが、慣らし保育中に熱が出てしまい、数日お休みが続く…という場合もあります!
そうすると、慣らし保育のスケジュールがズレちゃって、2週間の予定を3週間に延長、というケースは大いにあり得ます。
これだと、「復職日に影響が出ちゃう…!」と焦りますよね。
慣らし保育中に熱が出て、お休みしちゃうかも…というケースも想定して、復職日に余裕を持たせるのは必須!だと思います。
実際、わたしの職場のママで、慣らし保育2週間ですぐに復職する!と決めていたママがいるんですが、子供が熱を出してしまいスケジュール通りに復帰できなかったママがいます。
結局、1週間育休を延ばして復職。
もちろん、子供が絡んでいることなので仕方ないのですが、「やっぱりズラしたい…」というのは迷惑かけちゃいますよね。
印象も良くないですし…。
とはいえ、職場によっては多少、育休を延長できる場合もありますので、思い切って相談するのはアリですよー!
育休復帰日によって損することもある!?
育児休業給付金の対象期間内に復職すれば、復職の前日まで給付金を受け取ることができますね。
そのため、たとえ4月ギリギリの復帰でお給料が少なくても、手当があれば少し安心ですね。
とはいえ、復職するタイミングによって
- 4月中旬に復職→月の半分のお給料がもらえる
- 4月末に復職→月末の数日分しかもらえない
- GW明けに復職→4月分のお給料はまるまるもらえない
という差が出てきますね。
家計の状況次第で、復職日を決める!というのも、一つの方法ですね。
また、「月末に復職すると損」という話もあります。
なぜなんでしょう?
どうやら、社会保険料が関係してくるようです。
社会保険料とは、健康保険とか厚生年金のことですね。
たとえ、月中の復職であっても、月末時点で会社に在籍していると1か月分の社会保険料をまるまる支払わなければならないようです。
社会保険料って日割り計算されないんです。
気になる方は、復職前に一度、人事へ確認してみてくださいね。
ただ、そうは言ってもたったの1か月分。
5月から復職できればサイコーですが、難しい場合が多いと思います。
ですが、諦めないで!
社会保険料を少しでも安く抑えるために、「育児休業等終了時報酬月額変更届」という申請書を提出すると、社会保険料がお得になるんです♪
特に、時短で勤務するママの場合。
社会保険料の算出は、産休前に働いていたお給料で算出されちゃうので、結構多く天引きされちゃうんです。
ですが、この申請書を提出することで、時短勤務でのお給料で社会保険料を再計算してくれます。
時短のお給料に見合った社会保険料が天引きされるようになるんですね。
さらにもう一つ。
「厚生年金保険養育期間標準報酬月額特例申出書」。
こちらも忘れずに手続きしてくださいね!
これは何かというと、おさめる社会保険料が減ると、当然、将来もらえる年金の金額にも響きますよね?
(社会保険料には、厚生年金も含みますので。)
ですが、この申請書を出すことで、実際おさめている社会保険料は少なくても、産休前におさめていた社会保険料と同等のものとして計算してくれるんです。
つまり、将来もらえる年金の金額への影響を最小限にできる制度なんです!
二つとも、とってもお得な制度ですので、ぜひ、活用してくださいね!
どちらも事業主、つまり会社が手続きしてくれます。
が、本人の申し出がない限り、手続きしてくれませんので、復職したら人事への問い合わせを忘れずに行ってくださいね!
長々と説明しましたが、復帰したら「社会保険料の見直し対象になりますか?」と聞いてみるのがスムーズかと思います。
育休復帰日=出勤日じゃない!?
4月入園で月末に復帰した場合、すぐにGWになっちゃいますよね…。
どうせなら、GW明けに復職したい!
けど、自治体のルールで4月中に復職しなきゃいけない…という方も多いと思います。
そんなとき、4月の数日を有給休暇で乗り切る!という方法もあります。
たしかに、数日の有休を使えば、職場にのんびり復帰できる上に、自治体のルールには抵触しないですね。
ですが、個人的にはあまりおすすめしません…!
というのも、ワーママにとって有給休暇は半日もムダにできない、とっても貴重なものなんです!
保育園に通い始めの1~2年は、しょっちゅう子供の熱で休まざるを得ません。
他にも、ママ自身が体調崩すこともありますし、保育園の行事で休むこともあります。
わたし自身、有給休暇が足りなくなった経験があります!
(結局、無給の子の看護休暇を利用させてもらいました。)
たったの数日でも、安易に有休を使わない方がいいですよ…!
それに、月末の数日間、仕事に行けばすぐにGWです。
少し仕事を再開しておいて感覚をつかみ、GWでお休みして体力回復。
そうすると、5月からの仕事もスムーズに再開できます!
まとめ
育休明けの復職日を決めるポイントはこちら。
- いつまでに復職しなければいけないのか?自治体のルールをチェック
- 慣らし保育+1週間ほどの猶予があると安心
- 月中の復職は社会保険料が発生するので要注意
→時短のワーママがお得に利用できる制度があるので要チェック
せっかく保育園に入園できても、自治体の決まりを破ってしまうと、退園のリスクがあります!
必ず確認してくださいね。
もちろん、保育園側も把握していますので、自治体の決まりに沿った慣らし保育の期間が設定されています。
とはいえ、慣らし保育が予定通り、スムーズに完了するとは限りません!
熱が出て登園できなかった場合、慣らし保育のスケジュールはどうなるのか?事前に保育園に確認しつつ、復職日も余裕を持って決められるといいですね。
また、育休復帰日を決める上で重要になるのが、会社の上司との復帰前面談。
実は、この面談で確認しておきたいポイントがいくつかあるんです!
わたしは、復帰面談の準備が不十分で、復帰後の仕事に苦労した…という苦い経験があります。
ぜひ、事前準備を整えて、復帰前面談を有効なものにしてくださいね!
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