「時短で働くママは迷惑!」という言葉、聞いたことがある方も多いと思います。
いざ、自分が妊娠・出産を経験し、育休が明けて復職しよう!と考えたとき、すごく引っかかる言葉ですよね。
時短制度を利用すべきか?
それとも、育休明けからフルタイムでスタートするべきか?
わたしも二児の母で、二度の育休復帰を経験したのですが、二回とも、復帰直後は時短を利用しましたよ。
時短勤務の上に、子供の発熱で休むことが多く、正直、肩身の狭い思いをしたこともあります…。
職場に迷惑かけてるな…という自覚もありました。
ですが、子供の発熱は仕方ないことです。
そのため、普段から仕事の優先順位を意識して、早めの早めの対応と、いつでも引き継ぎできるよう準備しておくことが大切でした。
育休明けの時短が迷惑!と言われない工夫
時短勤務だと、どうしても残業・出張・休日出勤などの対応ができないため、人によっては「時短ワーママって迷惑…」と思ってる方もいらっしゃるのが事実です。
それに、子供の発熱やケガなどで、どうしても突発的なお休みが発生してしまうことも。
遅刻や早退、急な欠勤に備えて、ワーママは普段から仕事の整理をしておくことが、今まで以上に必要になってくるんです。
わたしも、育休から仕事に復帰してしばらくは、下記のことを意識してました!
- タスクの整理
- 仕事の優先順位に気を付ける
- 常に業務効率を意識
- マニュアルや手順書を用意
- 雑用もこなす
当然ですが、まずは担当業務をしっかり把握するのは大事ですね。
そして、仕事の優先順位を意識して、効率的に仕事をこなす!
時短だと、自分自身も残業できないため、限られた時間の中で仕事を終わらせなければいけないんですよね。
保育園のお迎えに間に合わないと大変ですし。
わたしが勤めていた会社は残業の管理が厳しかったのもあります。
特に、時短勤務の人が残業報告しちゃうと、人事で指導対象になっちゃうので、気を付けてました…。
まずは残業しなくても済むように、タスクの優先順位を決めます。
次に、突然休んだり、遅刻・早退が発生してしまったとき。
タスクによっては、どうしても今日・この時間に!やらなければならない場合もあるんですよね。
そんなときに備えて、マニュアルや手順書を用意しておいたり、誰でも簡単にできるように業務効率化しておいたり。
たとえば、わたしの場合は、エクセルの入力フォーマットを見直して、関数やグラフなどを使って誰でも簡単にミスなく作業できるようにしたり。
よく使うメールはフォーマットを用意したり、QA集を作っておいたり。
とにかく誰に引き継いでも大丈夫なように、常に準備してました。
そして、自分の担当業務に余裕があるときは、積極的に単発の仕事をこなしたり、忙しそうな人のフォローもしてました!
普段、迷惑をかける立場だったので、少しでも職場のみんなに恩返ししたい…という気持ちで仕事してました。
迷惑!と思われちゃう時短ママの特徴
同じ時短ワーママでも、仕事の評価が高い方と、残念ながらそうじゃない方と分かれちゃうんですよね。
「迷惑」と思われがちなワーママの特徴はこちら。
- 仕事の引き継ぎがきちんと出来ない
- まわりへのお詫びや感謝の言葉がない
- 遅刻早退を全部育児の言い訳にしちゃう
- 子供の話ばかり
- 成果アピールが目立つ
子供がいる以上、突然のお休みや遅刻・早退はある程度仕方ないんですよね。
ですが、仕事の引き継ぎがきちんと出来ない方は「迷惑」と思われちゃいます。
普段から、
- タスク整理できてない
- 納期を意識してない
- 手順書やマニュアルもない
は、フォローする側も困りますよね…。
そして、仕事をフォローしてもらったのに、お詫びや感謝の言葉がないとガッカリ…ですね。
他にも、遅刻が多かったり、職場で私語が多い、なども迷惑ですね。
さらに、成果アピールが多いのも困ります。
たしかに、子育てをしながらの仕事は体力的にも精神的にも大変です。
特に時短勤務の場合、残業NGですので限られた時間で仕事を終わらせなければいけません。
工夫して仕事しないと、定時で上がれないんですよね。
ですが、仕事の優先順位を意識して、なるべく残業せずに…というのは、実は当たり前のこと。
新人だってやってます。
育休明け時短で働いていたときの心構え
- 「今だけ」と割り切る
- キャリアは現状維持
時短で働いてる上に、子供の熱でしょっちゅうお休みすることが多かったので、職場に迷惑かけてしまって申し訳ない…といつも感じてました。
ときには、頻繁に風邪をひいたり、なかなか熱が下がらない子供にイライラしてしまったり…。
子供の発熱で休みすぎてしまい、有給休暇が足りずハラハラしたことも。
さらに、休みすぎると、どうしてもメールが溜まってしまったり、会議に参加できず自分だけ置いてけぼりを感じてしまったり…。
とにかく、予定通りに仕事が進まないことが、こんなに大変で精神的にダメージがあると思いませんでした。
そのため、時短勤務中のキャリアアップは難しいんですよね。
責任がある仕事もまわってこないですし、なかなか評価もされにくい。
仕事をするモチベーションが下がっちゃいますよね。
いったいいつまで、こんなモヤモヤした気持ちで仕事を続けなきゃいけないんだろう?って思ってました。
とにかく、子供が風邪ひきにくくなればいいのに…って。
当時はホントに苦しくて大変だったんですが、3歳過ぎたら風邪をひく頻度がグンと少なくなりました!
3歳といえば、ちょうど時短を解除してフルタイムで働くかどうか、決める時期ですよね。
わたしは子供が3歳になったタイミングでフルタイムへシフト。
そうしたところ、任せてもらえる仕事が増えましたし、ほんの30分程度なら残業も可能に!
仕事での評価も得やすくなり、モチベーションがアップしました!
子供が3歳になるまでは、キャリアは現状維持、せめてキャリアダウンしないよう踏ん張る!ぐらいがちょうどよかったです。
まとめ
育休明けに時短で働くかどうか、迷いますよね。
いちばんは「時短のワーママは迷惑」と思われてしまうことが、イヤですね。
たしかに、時短だと残業・休日出勤・出張ができない上に、突然の休みや遅刻・早退があるため、上司やメンバー読めないんですよね。
ときには、職場へ迷惑をかけてしまうことも、あると思います。
ですが、普段からしっかりと担当業務をこなし、いつでも引き継げるように準備。
まわりへの配慮と感謝の気持ちを忘れずに取り組めば、「時短勤務者だから迷惑」と思われずに済みます。
それにやはり、自分自身と子供のためにも、育休から復帰してすぐはムリし過ぎず、時短勤務を利用した方がいいと思います!
仕事と家庭の両立に慣れてから、フルタイムへシフトしても遅くはありませんよ!
▼関連記事▼
育休明けの時短勤務は実際どうなの?二児の母の失敗談とお得な制度
コメント