カップケーキを手作りして、バレンタインやクリスマス、誕生日プレゼントとして渡したい!と考えること、ありますよね。
ですが、渡す日は決まっているけれど、当日は忙しくて作る時間が無さそう・・・。
カップケーキを作り置きして渡すのはアリ?
その場合、手作りカップケーキはどれぐらい日持ちする?
夏や梅雨の時期でも大丈夫?
などなど、気になることがたくさんありますよね。
カップケーキは、常温、冷蔵、冷凍でも保存可能ですので、状況にあわせて保存方法を選ぶことができます。
つまり、事前にカップケーキを焼いておくことは可能なんです!
他にも、カップケーキを保存するときのコツや、カップケーキを少しでも長持ちさせるテクニックもいっしょにご紹介しています。
ぜひ、美味しい状態でカップケーキをプレゼントしてあげてくださいね!
手作りカップケーキの日持ち
【常温で3日/冷蔵で4~5日/冷凍で2~4週間】
まずは、常温・冷蔵・冷凍で保存する場合でも、共通して気を付けなければいけないこがあります。
- 粗熱をしっかりとる
- 保存するときは密閉
カップケーキがまだ熱いままラップをかけてしまうと、当然、水滴がついてしまい、せっかく上手に焼けたカップケーキが台無しになってしまいますよね。
ふんわり食感を損なうだけではなく、カップケーキにカビが生えたり傷んでしまう原因になりますので、かなり重要なポイントです。
そして、粗熱が取れたら、忘れずにラップで包み、タッパーやジッパー付きの保存袋に入れてくださいね。
カップケーキは乾燥に弱いんです。
表面の水分が必要以上に蒸発してしまうと、パサパサとした食感になってしまいますので、たとえ常温保存する場合でも、密閉することは忘れないでくださいね。
なお、カップケーキの日持ちはデコレーションの有無によって変わってきます。
プレーンや抹茶、チョコやドライフルーツ入りなどは数日日持ちします。
生クリームや生のフルーツでデコレーションしている場合は、傷みやすいため賞味期限は1日、つまり当日中です。
カップケーキを常温保存:3日
カップケーキは常温で3日ほど日持ちします!
ただし、夏の暑い時期や、湿度が高い梅雨の時期は常温保存は避けてくださいね!
常温保存とは、一般的に15~25度を想定しています。
また、直射日光が当たらず、風通しがいいことも条件ですので、少しでも気になる場合は冷蔵または冷凍保存してくださいね。
カップケーキを冷蔵保存:4~5日
冷蔵庫でカップケーキを保存すると、4~5日ほど日持ちします。
常温で保存するよりも、1~2日長持ちするんです。
ただ、冷蔵の場合、常温に比べると乾燥してしまうのが難点!
ラップでカップケーキを包んだあと、さらにジッパー付きの保存袋に入れ、しっかり空気を出してから冷蔵庫に入れてくだだいね。
冷蔵庫で固くなってしまったら?
カップケーキを密閉して冷蔵保存していたのに、固くなった!と感じることがあると思います。
ですが、たいていの場合は常温で30分ほど置いておくと戻りますので、ご安心くださいね。
食べる直前に、電子レンジやトースターで軽く温め直すのもおすすめ。
時間があるときは、蒸し器で温めるとかなりふんわり食感が戻ります!
カップケーキを冷凍保存:2~4週間
カップケーキを冷凍保存にすると、一気に日持ちする期間が長くなりますね!
ただ、冷蔵と同様、冷凍保存する場合も空気をしっかり抜いて、霜が付かないように粗熱はしっかりとってから冷凍保存してくださいね。
冷凍カップケーキを美味しく食べるコツ
冷凍保存しておいたカップケーキは、自然解凍でゆっくり溶かすのが基本。
夏場や梅雨の時期は冷蔵庫で、それ以外の季節は常温で4~6時間かけて解凍します。
食べる直前に、電子レンジやトースターで軽く温め直すと、バターの香りが引き立ち、美味しく頂けますよ!
手作りカップケーキは結局どの保存方法がいい?
手作りカップケーキの保存は、夏や梅雨の時期は冷蔵保存、それ以外の季節は常温での保存がおすすめです!
- 粗熱をしっかりとる
- 保存するときは密閉
この2つのポイントを守って保存すれば、常温でも冷蔵でも、カップケーキの風味や食感をできるだけ損なわずに保存できます!
もちろん、冷凍保存でもOKですが、カップケーキをプレゼント用として考えている場合は、あまりおすすめしない方法です。
冷凍すると、常温や冷蔵に比べると、どうしても風味や食感が落ちてしまいます。
自宅で食べる分にはOKですが、プレゼントする場合はできるだけ直前に作って渡すのがいちばんです。
手作りカップケーキを少しでも日持ちさせるコツ
プレーン・抹茶・チョコ・ドライフルーツを選ぶ
カップケーキはデコレーションの種類によって日持ちが変わってしまいます。
また、中までしっかり火が通っていることも条件。
生焼けだったり、生クリームや生のフルーツ、ヨーグルトなどの日持ちしない材料をつかっている場合は、賞味期限は短くなってしまいます。
お菓子などをトッピングしている場合も、あまり日持ちしません。
はちみつを加える
カップケーキの生地にはちみつを少量加えるとしっとり食感が長続きします。
ただし、はちみつを入れすぎてしまうと、逆にベタベタした感じになってしまいますので、砂糖の1~2割ほどの量を、はちみつに置き換えるのが適量です。
バターを多めに入れる
はちみつと同様、バターを多めに入れることで生地がしっとりし、乾燥からカップケーキを守ってくれます。
ただ、バターを使いすぎてしまうと、生地が重くなりすぎてしまい油っこさを感じてしまいますし、カロリーも気になっちゃいますよね。
そのため、数グラム程度、多く入れるだけでOKです!
なお、はちみつを入れる方法とバターを多めに入れる方法をご紹介しましたが、両方やってしまうと、生地が重く甘すぎる感じになっちゃう危険性があります。
どちらか一方、ご自身にあっている方法を選んでくださいね。
デコレーションは渡す当日に!
カップケーキをプレゼント用として考えている場合、生クリームやフルーツでデコレーションすると、見た目もグッと華やかになりますよね!
ただし、生クリームやフルーツは傷みやすいため、渡す当日にデコレーションして、「今日中に食べてね!」と伝えるのはマスト。
ちなみに、フルーツの傷みを少しでもやわらげるために、ゼラチンでコーティングするといいですよ。
やり方はとっても簡単。
お湯で溶かしたゼラチンを、ハケなどを使ってフルーツの表面にうす~く塗るだけです。
見た目もキラキラして美味しそうに見えますので、持ち運びが心配な場合は、ぜひ、試してみてくださいね。
ところでカップケーキとマフィンの違いとは?
カップケーキの日持ちや保存方法についてご紹介しましたが、カップケーキとマフィンって似てますよね。
見た目も、そして材料もほとんど変わらないため、マフィンもカップケーキと同様の保存方法でOKです。
ところで、何が違うのか?というと、カップケーキは名前の通りケーキの分類。
一方、マフィンは朝食で食べることも多く、ハムやチーズといっしょに食べることができますね。
マフィンは、パンの分類なんです。
カップケーキかマフィンか?プレゼントで迷ったとき、甘い物が苦手な人にはマフィンの方が喜ばれるかもしれませんね。
まとめ
カップケーキは最初からカップサイズで焼くことができますので、ラッピングも比較的簡単で、プレゼント向きですよね。
さらに、ケーキ類のスイーツの中では比較的日持ちするため、「前日に焼いて翌日に渡す」ということもできますね。
カップケーキは焼いた当日よりも、翌日の方が味が落ち着いてしっとりしますので、渡した日に食べてもらえるなら、このタイミングがベストですね。
また、定番のプレーンやチョコだけではなく、抹茶やドライフルーツを入れたりなど、バリエーションも豊か。
デコレーションすれば、見た目も華やかになり、バレンタインやクリスマス、誕生日プレゼントにもぴったりですね。
ただし、デコレーションは渡す直前にするようにして、早めに食べきってもらってくださいね。
その他、手作りのクッキーやチーズケーキなど、手作りお菓子の定番メニューの日持ちや保存のコツを別の記事にまとめています。
手作りお菓子の食べごろや、持ち運びに崩れないラッピングアイデアもご紹介していますので、プレゼントを考えている方は、あわせてチェックしてくださいね。
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