赤ちゃんが夜泣きをして夜に何度も目覚めたり、寝つきが悪かったりすると、「もしかして昼間に飲んだコーヒーが母乳に影響してる?」と思っちゃいますよね。
ですが、授乳中でもコーヒーは1日2~3杯飲んでもOK!と言われています。
わたしも二児の母で、特に下の子が1歳過ぎてからも夜泣きが続いて苦労したため、自分なりにいろいろとリサーチしてみました!
すると、
- カフェインが母乳に移行する割合は1%ほど
- カフェインが赤ちゃんに与える影響は実はわかっていない
ということが判明しました!
それに、夜泣きって、
- 赤ちゃんの成長に必要なこと
- 添い乳が原因の場合もある
ということが、調べてみてわかりました!
とはいえ、夜泣きって大変ですよね。
少しでも、赤ちゃんへのカフェインの影響を少なくしつつ、授乳中でもコーヒーを楽しむ方法と、わたしがやって良かった夜泣き対策をご紹介します!
カフェインと母乳の真実!赤ちゃんが寝ないとは限らない
カフェインにはご存じ、「覚醒作用」がありますね。
育児中のママは寝不足になることが多いですので、朝コーヒーを飲むとスッキリする!という方も多いと思います。
わたしも、妊娠中から朝のコーヒーは辞められず、授乳中も朝のコーヒーは日課でした!
ただ、やはり気になるのが赤ちゃんへの影響。
大人がコーヒーや紅茶など、カフェインを含む飲み物を飲むと、30分後に血中のカフェイン濃度が最大になると言われています。
その後、4時間で約半分、6~8時間後には肝臓で分解され、カフェインはほとんど無くなります。
そして、カフェインが母乳を介して移行する量は、わずか1%ほどなんです。
ですが、赤ちゃんの肝臓はまだまだ未発達。
わずか1%とはいえ、ママがとるカフェインの量によっては、赤ちゃんが寝ない・興奮する、などの影響を与えてしまう場合もあるんです。
また、カフェインは蓄積してしまいますので、続けてカフェインを摂取していると赤ちゃんへ影響を与えてしまうんです。
そうは言っても、1日2~3杯程度のコーヒーなら問題ありません!
コーヒーの他、紅茶や緑茶、コーラやエナジードリンクなど、カフェイン入りの飲み物ばかり飲んでいる・・・という生活じゃなければ、ほとんど問題ありません。
少しでもカフェインの影響を減らして夜泣き対策をするコツ
授乳の後にコーヒーを飲む
コーヒーや紅茶などをの飲むと、30分後ぐらいに血中のカフェイン濃度が最大になります!
つまり、授乳する前にコーヒーを飲んでしまうと、カフェインが母乳を介して赤ちゃんに移行する量も多くなってしまうんですね。
そのため、コーヒーを飲むなら授乳のあとがいいんですね!
わたしも、まず朝起きたら6時ぐらいに授乳。
授乳のあとに朝食とコーヒー。
そして、次の授乳がだいたい9~10時ぐらいでした。
3~4時間空いていますので、カフェインの量も約半分ぐらいになっていますね。
そのあと、お昼ぐらいに寝かしつけをしてから、2杯目のコーヒーを飲んでました!
コーヒーを飲んで、しばし一人時間を満喫したあと、赤ちゃんといっしょに寝てました!
寝る前にコーヒーを飲むと、ちょうど起きるころにカフェインが効いてきて、短時間のお昼寝でもスッキリですので、おすすめですよ~。
なるべく午前中にコーヒーを飲む
カフェインが分解されて、ほとんど影響がなくなるまでに6~8時間ぐらいかかります。
夜の21時に寝かしつけをするなら、なるべくお昼の13時ぐらいまでにコーヒーや紅茶を飲むのは最後!と決めておくと、夜の寝かしつけの授乳にカフェインの影響はほとんどありません!
カフェインを含む飲み物を知る
コーヒーや紅茶の他、カフェインを含む飲み物食べ物ってたくさんあるんですよね!
そのため、カフェインが多く含まれているものを知っておくのは、いいことだと思います。
100グラムあたりに含まれるそれぞれのカフェインの量の目安です。
- コーヒー:60mg
- 玉露:160㎎
- 紅茶:30㎎
- ウーロン茶:20㎎
- 前茶:20㎎
- ほうじ茶:20㎎
- 番茶:10㎎
- 玄米茶:10㎎
中でも気を付けたいのが玉露ですね!
コーヒーの2倍以上のカフェインを含んでいますね。
コーヒーも、エスプレッソなどはカフェインを多く含んでいますので、抽出方法やインスタントでも、濃いめに作るとカフェインの量も多くなります。
そのかわり、カフェラテやカフェオレなど、牛乳を加えるとカフェインが薄くなります。
(ちなみに、カフェラテはエスプレッソ+牛乳、カフェオレはコーヒー+牛乳です。)
紅茶や緑茶も、濃いめに淹れるとカフェイン濃度もアップしますので、「濃い味が好き!」という方は気を付けてくださいね。
他にも、気を付けたいのがエナジードリンク!
エナジードリンクは眠気覚ましとして、仕事のお供に飲んでいた!という女性も多いと思います。
エナジードリンクの種類にもよりますが、コーヒーよりもはるかに多い量のカフェインを含んでいる場合もあります。
育児中って体力勝負ですので、ちょっとエネルギーチャージしたいな・・・というとき、飲みたくなること、あると思います。
そんなときは、ノンカフェインのエナジードリンクを選ぶようにしてくださいね!
ノンカフェインの飲み物で水分補給
授乳中って、すっごく喉が渇きますよね!
ですが、コーヒーや紅茶、緑茶ばかりで水分補給していると、当然カフェインのとりすぎになってしまいます。
カフェインを含む飲み物って、他にもたくさんありますので、組み合わせに気を付けないと「コーヒー1日2~3杯」のカフェインを量を知らず知らずのうちにオーバーしちゃうこともあるんです。
そうならないためにも、授乳中の水分補給はノンカフェインの飲み物!と徹底するのがおすすめです。
- 水
- 麦茶
- ルイボスティー
ただし、ハーブティーに関しては注意が必要です。
「ハーブ」といえば、自然のものだし安心!と考えがちですが、種類によっては刺激が強すぎて、授乳中はNGのハーブティーもあるんです。
どうしてもハーブティーが飲みたい!という場合は、「ジンジャー」や「ローズヒップ」など、比較的安全と言われているものを選んでくださいね。
さらに、母乳にいいと言われている飲み物で水分補給をするのはアリですね。
よく聞くのが「たんぽぽコーヒー」や「ごぼう茶」ですね。
ただ、たんぽぽコーヒーは少しクセが強いため、飲み慣れるまで時間がかかることもあります。
「濃い麦茶」と表現する方もいますので、濃いめのお茶が好きな方にはおすすめです。
ごぼう茶は、たんぽぽコーヒーよりも飲みやすくておすすめ!
さらに、ごぼう茶には食物繊維も含まれていますので、便秘解消にも期待できます。
ごぼう茶は、スーパーやドラッグストアでも見かけますので、始めて試す方は市販の方がおすすめ。
飲み続けたいなら、ネット購入の方がコスパがいいです!
母乳のカフェインが夜泣きの原因とは限らない!
授乳中のカフェインのとり方をご紹介しましたが、ママが気を付けても夜泣きが改善する!とは限りません。
わたしも一応、カフェインのとり方に気を付けていましたが、それでも夜泣きが続いて大変だった時期があります。
赤ちゃんの成長に必要なこと
昼間、起きている時間が長くなってくると、赤ちゃんはたくさんの刺激を受けるようになります。
たくさん刺激を受けると、疲れてよく眠るのでは?と思っちゃいますが、逆に脳が興奮し過ぎて何度も夜中に起きてしまうんです。
特に、保育園に通い始めた!など、環境の変化があると夜泣きが続いてしまいます。
うちの子も1歳半から保育園に通い始めたのですが、1歳過ぎから2歳ぐらいまで夜泣きが続きました・・・!
他にも、脳が急激に発達する時期は、夜泣きが増えるんです。
もう仕方ないですね~。
添い乳が原因の場合もある
添い乳で寝かしつけているママも多いと思います。
ですが、添い乳で寝かしつけると、寝入ったときの状態と、赤ちゃんが夜中に起きたときの状況が異なるため、赤ちゃんはパニックになって泣いてしまうんです。
「おっぱいをくわえて寝ていたはずなのに、無い!」と。
ですが添い乳での寝かしつけってラクですし、夜泣きが大変だから断乳!というワケにはいきませんよね!
そこで!おすすめなのが「添い乳とトントンを併用した寝かしつけ」です!
やり方はとっても簡単。
添い乳とトントンをしながら寝かしつけをし、ウトウトしたかな?というタイミングでまずはおっぱいを外しちゃいます。
そして、完全に寝入るまでトントンを続けてあげるんです。
これなら、寝入ったときと夜中に起きたときの状況が同じですので、赤ちゃんもパニックになることが減ります。
ちなみに、トントンじゃなくてOKです!
子供によっては、頭やおでこ、眉毛を撫でられるのが好き!という子もいますので、ぜひ、お子さんのツボを探ってみいてくださいね。
最初はうまくいかないかもしれませんが、方法としてはとっても手軽。
ぜひ、今夜からでもすぐに試してみてくださいね!
まとめ
ママがコーヒーを飲んだ日に、赤ちゃんが夜泣きをすると「もしかしてカフェインのせい?」と思っちゃいますよね。
ですが、飲む量やタイミングに気を付けていれば、授乳中でもコーヒーや紅茶を楽しむことができるんです!
それに、カフェインが母乳を介して赤ちゃんが夜泣きしたり寝なくなる!というのは、科学的に証明されていないんです。
夜泣きの原因は、意外と違うところにあったんです。
夜泣きも、赤ちゃんの成長には実は必要なことですので、気長に付き合うしかないんですね。
とはいえ、寝かしつけの方法を工夫するだけで、夜泣きが減る場合もありますので、ぜひ、試してみてくださいね。
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