授乳中にうなぎは食べてもOK!実は母乳にいい栄養が含まれていた
高カロリー高脂質のうなぎを授乳中に食べちゃっても大丈夫なのか?
母乳が詰まったりしないのか・・・?
気になりますよね。
結論は、授乳中にうなぎを食べても大丈夫です!
むしろ、うなぎに含まれているビタミンB1やB2は食べたものをエネルギーへ変換する役割を持っているんです。
つまり、母乳を作るのを手助けしてくれるんです。
DHAやEPAなどを含む良質な脂質もうなぎの魅力。
実は、授乳中のママに嬉しい栄養がたくさん含まれているんです。
とはいえ、食べ過ぎてしまっては、胃もたれや産後太りの原因になってしまいます。
ママの美容と健康のためにも、うなぎは適量を楽しんでくださいね。
授乳中にうなぎは食べてもOK!
うなぎは栄養の宝庫
うなぎには、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
特に、ビタミンB1とビタミンB2は、母乳の生産量をアップするために欠かせない栄養素なんです。
ビタミンB1は、お米などの炭水化物をエネルギーに変換する役割を持っています。
つまり、白米をたくさん食べてもなかなか母乳が出ない・・・と悩んでいるママ、もしかしたらビタミンB1が不足しているのかもしれません。
ビタミンB2は、ビタミンB1と同様、糖質や脂質、タンパク質をエネルギーへ変換する役割があります。
ビタミンB2は代謝を上げる働きがあります。
母乳育児はたくさんのカロリーを消費しますので、体内のエネルギーを効率的に使うためには欠かせない要素ですね。
さらに、うなぎにの脂にはDHAとEPAも豊富に含まれています。
DHAは脳の働きを活性化させるために、特に乳幼児の発達段階の時期には重要な役割を果たします。
DHAは母乳にも含まれています。
EPAは中性脂肪を下げたり、血液をサラサラにしてくれる効果が期待できます。
つまり、うなぎの脂は良質と言えるんです。
良質な脂質をきちんと摂取すると、髪の毛や爪・肌にツヤを与えてくれるんです!
うなぎで母乳が詰まるとは限らない
うなぎにはたくさんの栄養素が含まれいますが、その分、高カロリー。
授乳中のママは「油っこい食事は控え、あっさりとした和食中心の食事を心がけましょう」と言われることがありますね。
ですが実は、食事と母乳の関係は良く分かってない部分も多いんです。
世界保健機関(WHO)では、「高塩分・高脂肪の食事は乳腺炎の原因になるのではないかと考えられているが、明確な根拠があるわけではない」としています。
つまり、うなぎを食べたから必ず乳腺炎になってしまう!というワケではないんです。
母乳が詰まる原因は、食べ物以外の要因が大きいことがわかってきているんです。
- 母乳の飲み残し
- 授乳の間隔が空いてしまった
- 授乳の姿勢が悪かった
もちろん、うなぎは高カロリーですので食べ過ぎると胃もたれや産後太りなど、ママの美容と健康に悪影響があることもありますが、基本的は、食べ過ぎなければ大丈夫です。
授乳中にうなぎを美味しく食べるコツ
食べ過ぎない
うな丼やうな重を食べたくなること、あると思います。
基本的に、1杯分なら大丈夫ですが、そのあとの食事は軽めにするようにしてくださいね。
たとえば、ランチでうな丼を食べた場合は、夜はあっさりめの食事にしてくださいね。
もし、夜も揚げ物や中華などの高カロリーの食事を摂ってしまうと栄養過多になってしまいます。
ママの体質によっては、母乳が詰まってしまうこともあると思います。
個人的におすすめなのは、うな丼やうな重よりも、お寿司などで少量食べること。
ウナギ入りの太巻きもいいですね。
これなら、自分で手作りすることもできます。
うなぎは少し食べるから美味しい!というのもあると思います。
それに、うなぎにはビタミンAも豊富に含まれています。
ビタミンAは、実は摂りすぎてしまうと肝臓に負担がかかりすぎてしまうことがあるんです。
栄養価が高いうなぎですが、美味しいから!と言って食べ過ぎない方がいいんです。
汁物や副菜をプラス
うな丼やうな重などの丼物って、どうしても単品食べになっちゃうんですよね~。
単品での食事だと、どうしてもそればっかり食べてしまい、食べ過ぎにも繋がってしまいます。
野菜たっぷりの味噌汁やおしんこなどをプラスして、食べ過ぎを防止してみてくださいね。
栄養バランスもアップして、満足感もあります。
スーパーの半額品は食べない
時期になると、うなぎもスーパーに並んでいますよね。
ですが、半額になっているようなうなぎは、できれば選ばないようにして。
タレ付きの場合、タレにたっぷりお砂糖が入っている場合もあります。
お砂糖をたくさん入れることで、保存期間をのばしているんです。
また、調理してから時間が経ってしまったうなぎは脂が酸化してしまっている可能性が高いんです。
酸化した油は血液をドロドロにしたり、胃もたれの原因にもなります。
せっかく精をつけよう!と思って食べたうなぎで、胃もたれしてしまっては台無しですね。
特に、産後ママは育児で疲れが溜まっており、内臓の消化機能も落ちている場合があるため、注意が必要です。
まとめ
高カロリー高脂質のうなぎを、授乳中に食べても大丈夫なのか?気になりますが、普通に食べても大丈夫です!
うなぎを食べたからと言って、母乳が詰まるとは限らないんです。
うなぎにはビタミンやDHA・EPAも豊富に含まれています。
母乳を作るのを手助けしてくれますので、イマイチ母乳の出が良くない・・・と悩んでいる方は、食べてみてくださいね。
ただし、食べ過ぎたりしないよう、気を付けてくださいね。
お寿司で少量食べたり、野菜たっぷりの味噌汁や副菜をプラスして、栄養バランスに気を付けてみて。
母乳のためだけではなく、ママの美容と健康のために、何でもバランスよく食べるのがいちばんなんです。
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