「入学祝いのお返しはしなくてOK!」というのはよく聞きますよね。
たしかに、マナー本にも不要!と書かれている場合が多いですし。
理由は「子供はまだお金を稼ぐことができないため」なんですね。
入学祝いだけではなく、七五三などのお祝いもお礼は不要です。
とはいえ、高額なお祝いを頂いてしまうこともありますし、もらいっぱなし…というのも気が引けます。
さらに、地域や家庭によっては「内祝いは必須!」という風習もあります。
お返しは不要!とは言われていますが、相手や地域、お祝い頂いた内容によってはお返しを手配した方がスッキリする場合も。
迷ったらズバリ「丁寧な方に合わせる」のがいちばんです!
こまちも迷ったら品物を手配しちゃうことが多いよ。
その方が、気分もスッキリ!
入学祝いのお返しはいらない?
マナー本などには「入学祝いのお返しは不要」と書かれていることが多いんですよね。
理由は、「子供のために頂いたお礼ですが、まだお金を稼ぐことができない子供からのお返しはできないため」ということなんです。
もちろん、地域や家庭によっては「内祝い」という形できちんとお返しをする場合もあります。
ですが、今までお返しをするような風習は無かった…という場合は、お返しをしなくても失礼には当たりませんので安心して。
とはいえ、もらいっぱなしで何もしない!というのは非常識だと思われかねません。
入学祝いのお返しは不要だけどお礼はしよう!
入学祝いは、子供のために頂いたものですので、有難く受け取ってOKです!
でも、お祝いを頂いたら「届きました。ありがとうざいます。」という連絡はしますよね?
お礼の電話や手紙はするようにしましょう!
このとき、子供自身にお礼の電話や手紙を書かせるのもOKです。
たとえば、子供にとっても身近な祖父母になら、電話をかけて子供自身からお礼を言えば、きっと喜びますよね。
近くに住んでいる場合は、会ったときに直接お礼を言うのもいいですね。
電話じゃ恥ずかしい…という子の場合は、お手紙で。
ハガキでもOKです!
まだひらがなに自信がない…という子でも、「ありがとう」の一言でもいいから一緒に書いてあげて。
他の文面や宛名は親が書き加えてOKです。
あとは、実際に郵便局かポストにハガキを投函するのも、子供にとってはいい経験になります。
可愛い絵柄が入ったハガキを選んだり、子供が絵を描くのも心がこもっていてステキだなぁ、と個人的には思います。
入学式の写真を数枚プリントして、手紙に同封するのもステキですね。
入学祝いのお返しをした方がいいパターン
世間一般的には「入学祝いのお返しはいらない」と言われていますが、実は当てはまらない場合も。
- 地域や家庭の風習で内祝いするのが当たり前
- 高額なお祝いを頂いた
- 遠方の親戚で、わざわざお祝いしてくださった
パターンに合わせて、賢く対応しましょう!
地域や家庭の風習で内祝いするのが当たり前
入学祝いを頂いたらお返しをするのが当然!という地域やご家庭もありますよね。
たとえマナー本には「お返し不要」と書かれていても、やはり最後は各家庭の考え方に判断はゆだねられますね。
「内祝いしてはいけない」なんて決まりもありませんしね。
内祝いする場合は、3分の1~半額が相場です。
また、迷う場合は両親に相談してみるのも一つの方法ですね。
ただ、ここで気を付けたいのが「自分の価値観や風習を他人に押し付けてはいけない」こと。
たとえば、親戚同士で入学祝いを贈りあい、こちらは内祝いも贈ったのに相手からのお返しは無かった…!となるとモヤモヤするかもしれません。
だけど、入学祝いはあくまで子供のために頂いたものと割り切って、お返しはしない家庭の方がほとんど。
入学祝いも内祝いも気持ちが大事ですからね。
そもそも見返りを求めるような気持ちはふさわしくないと思いますので、万が一相手からお返しが無くても追及したりしないように…!
高額なお祝いを頂いた
お祝いを現金で頂くことや、ランドセルや勉強机など高価なものを買ってもらうこともありますよね。
数万円超えるようなお祝いに対して、さすがに何もお返しはなし…というのは気が引けますので、何か用意するのがおすすめ。
遠方の親戚で、わざわざお祝いしてくださった
普段あまり交流がない親戚から、わざわざ入学祝いを頂くこと、あるかもしれません。
もらいっぱなしで、こちらからお祝いなどを贈る機会がなさそうな場合なども、お返しをしておくと安心ですよね。
入学祝いのお返し必要かどうか迷ったら
頂いたお祝いに対して、お返しに迷ったら…ズバリお返ししてしまった方がスッキリしますよ!
「丁寧な方に合わせる」のが、いちばん角が立たない方法です。
特に親戚は今後も付き合いが続いていきますので、ギクシャクせず円満な関係を築きたいなら、丁寧に対応してみて。
わたしも、親戚関係に限らず、友人や職場への挨拶・お礼関係は丁寧な方に合わせるようにしています。
悶々と悩むぐらいなら、数千円~一万円ほど、お金を出してしまった方がいいですよ~。
入学祝いのお返しにおすすめ4選
食事に誘う
祖父母など、子供にとっても近い関係の親族で近所に住んでいるなら、入学祝いを兼ねたお食事会に招待するのは喜ばれると思います。
お店を予約してもいいでしょうし、自宅でゆっくりお寿司を食べたりするのもいいですね。
わが家も、普段お世話になっている親族は家にご招待して、食事することがあります!
自宅なので、みんなでワイワイ時間を気にせず、楽しい時間を過ごすことができるのでおすすめです。
アルバム
遠方に住んでいる両親や義両親には、子供のアルバムが喜ばれると思います!
入学式の写真だけじゃ物足りないな…と思うときは、卒園・卒業式の写真も一緒に入れるといいですね。
スマホで写真データを送るのも手軽で便利ですが、だからこそ、紙のアルバムは嬉しいと思います。
個人的にシンプルで好きなのが「無印良品」が推奨しているオーダーメイドのブックサービス。
上質なアルバムは、ギフトにぴったりですね!
他にも、
- カタログギフト
- 食べ物や飲み物
などは、内祝いギフトの定番ですね。
カタログギフトは相手の好みがわからなくても、好きな品物を選べるので失敗が少ないですね!
金額に合わせて、カタログも選べますしね。
個人的に、やはりお祝いごとのお菓子には「バームクーヘン」を選ぶことが多いです!
縁起がいいお菓子ですからね。
キハチなら、味も間違えナシ!です。
NGなお返しも
- 現金
- 商品券・ギフトカード
お返しに迷う場合は、商品券などを選ぶこともあると思います。
ただ、注意したいのが、中には「金額が一目でわかるお返しなんて失礼!」と感じる方もいらっしゃるんです。
特に、ご年配の方へお返しを送るときは気を付けてみてくださいね。
迷ったら食べ物や飲み物などの消えモノがおすすめです。
まとめ
子供に頂いた入学祝いはお返ししなくてもいいんですね!
理由は、「子供自身が稼いだお金でお返しをするワケではないから」。
ですが忘れてはいけないのが、お礼ですよね!
一言、子供自身から電話や手紙などで感謝の気持ちを伝えるのが一番です。
いい経験にもなりますからね。
とはいえ、両親や義両親などからは高額なお祝いを頂くこともあると思います。
お金がかかる大変な時期だからこそ、援助してくれているんだな…と感じつつも、何もお返ししない!のは気が引けることも。
そんな時は、食事に誘ったり両親が好きな物を贈ったり、子供の写真をアルバムにして贈るのも喜ばれると思います。
相手やシーンに合わせて、お返しも賢くスマートに済ませたいですね。
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