育休中は働いてなくても、育児休業給付金が支払われますので、子育てをしながらの生活を安心して過ごすことができますよね。
ですが、いつかは長い産休育休も終わりを迎え、保活をしなければいけません…!
0歳クラスの4月入園?1歳クラスの4月入園?満1歳になったタイミングで入園?などなど、復帰タイミングを考えなければいけませんね。
でも、育休復帰明けは時短で働くママがほとんどですね。
時短で働くと、どうしてもお給料はカットされちゃいますね。
さらに、社会保険料と保育料の負担がのしかかってきます。
試算してみると…あれ?給付金もらってた方がお得では…!?となっちゃうんですよね~。
ですが、これはあくまで月単位の話。
それに、保活のタイミングがズレて認可保育園に入れなかった場合、もっと悲惨な結果になってしまいます。
復帰のタイミングを考える上で、ママの気持ちはもちろん大事ですが、保活も重要です…!
給付金>時短給料-保育料…!?
育児休暇中の最大のメリットは、働かなくても育児休業給付金が支給されること!ですよね~。
給付される期間は子が最大2歳になるまでで、半年までは給料の67%、半年以降は給料の50%が給付されるという、とっても有難い制度!
しかも、社会保険料などの税金は免除されるため、支払いが必要なのは住民税ぐらい。
たとえば、産休前の給料が20万円だった場合は、育休延長すると10万円ほど給付されることになりますね。
育休延長せず、仕事復帰&時短勤務の場合。
たとえば、8時間労働→6時間労働にすると、
20万円×0.75=15万円
ここまで比べた感じだと、働いた方が、やっぱりお金はたくさんいただけますね!
ですが、復帰することでかかってくるお金が、社会保険料&保育料。
ただ、社会保険料に関しては、「育児休業等終了時報酬月額変更届」と「厚生年金保険養育期間標準報酬月額特例申出書」を人事経由で提出することで、安く抑えることができます!
あとは、保育料。
保育料は、自治体によって異なりますし、世帯年収で計算されるため、旦那さんのお給料が高い場合は高額になります。
さらに、認可保育園なのか?無認可なのか?によっても、保育料に大きな差が出ます!
実際、わたしの会社のママで、無認可保育園に入園できたけど、給料の半分を保育料に持っていかれる~!と嘆いているママもいました…。
お住まいの地域の事情にもよりますが、やはり、認可保育園を狙った方がお得ですね。
ちなみにわたしの場合、育休延長して給付金をいただく金額と、復帰して給料をもらい、社会保険料と保育料を差し引くと…ほぼ同等の金額でした…!
ですが、あくまで6時間勤務の場合です。
わたしの場合、仕事に慣れてきたタイミングで、少しずつ6時間勤務から6時間半、そして7時間勤務と仕事する時間を延ばしていきました!
そうすると、当然、もらえるお給料も増えますので、いつの間にか、育休手当を上回ってました!
それでも!育休は早めに復帰した方がおすすめ
お金の面だけ考えると、育休延長した方がお得…のように感じちゃいますよね。
ですが、やっぱり0歳児クラス、もしくは1歳児クラスの4月入園を狙って復帰するのがおすすめ!
- 2歳児クラスは入園するのが大変
- 仕事のブランクがどんどん空いてしまう
お住まいの地域によっても異なりますが、2歳児クラスは4月入園でも募集人数はかなり少ないです…!
会社によっては、「3歳まで育休OK」という場合もありますが、現実的にはかなり難しいと思います。
もちろん、3歳からの入園を考える場合、幼稚園という選択肢もありますが、ワーママが幼稚園を選ぶのは大変です。
平日の行事も多いですし、延長の保育料が発生したり、お弁当が必要な日があったり。
大変ですね…。
ただ、幼稚園を選ぶメリットももちろんありますので、じっくり比較検討して決める必要があります。
もう一つ、仕事のブランクが空きすぎてしまうこと。
1年未満で復職したママと、育休をギリギリまで使って2年休んだママだと、1年以上も仕事のキャリアに差が開いてしまいますね…。
当然、昇給・昇格に影響しますので、早めに復帰した方が職場からの信頼は獲得しやすいですね。
月単位で比べると、育休延長した方がお得?と感じますが、年単位で考えると、早めに復帰して損!ということはありません。
さらにもう一つ。
今後、第2子を考えている場合です。
上の子が先に保育園に入園していれば、下の子はきょうだい枠で入りやすいんですよね。
また、第2子の保育料は半額になりますので、育児休業給付金をもらうよりも、働いた方がお得になりますね。
育休から早めに復帰?わが家の場合
わが家の場合、上の子が9月生まれ。
0歳で保育園に入ろうと思うと、7か月です。
7か月といえば、まだまだ母乳を欲しがっていたころですし、離乳食もやっと慣れて軌道に乗るころ。
わたしがまだ「離れたくない!」と思っていたため、結局、1歳7か月で保育園に入りました。
わたしが住んでいた場所は、近くの保育園が1歳クラスを9名募集していたため、そこに無事入ることができました!
募集人数が多い!というのは、やっぱり入りやすいですね。
ちなみに、上の子の保活を経験したのは10年ぐらい前の話。
当時はまだ、1歳半までしか育休延長できませんでしたし、給付金の金額ももっと少なかったです。
そのため、保育園の入園は決まっているけど、3月で育休が切れてしまい、丸まる1か月+慣らし保育の2週間は有給休暇でしのぎました!
「2歳まで延長になった」話を聞いて、正直うらやましかったです。
また、給付金ももらえる割合が少なかったため、育休延長した方がお得!なんてあり得ませんでした。
一方、下の子は11月生まれ。
同じく、0歳での入園には抵抗があったため、1歳5か月で入園。
1歳半までの育休期間だったため、慣らし保育も育休ですごく助かりました~。
わが家のように、生まれた月によっても、「何歳クラスで入園を狙うか?」は変わってくるんですよね。
あと、わが家は1歳クラスで入園できましたが、まわりのママを見ていると0歳クラスの入園はけっこう大変そうです。
- 哺乳瓶の練習をしなきゃいけない
- 離乳食で食べられるものを自宅でもトレーニング
- 風邪をひきやすい
- ママも産後の体調が本格的に戻ってない
1歳過ぎると、赤ちゃんも出来ることが増え、食べられる物も増えるため、保育園入園のハードルがグッと下がるんですよね。
ママ自身も、産後の体調が回復し、子供のお世話にも慣れて気持ちに余裕が生まれるころ。
復職のタイミングを決める上で、実はママの気持ちがいちばん大切なんです。
まとめ
育休を早めに切り上げて復職すると、本来もらえる育児休業給付金の支給はストップしてしまいますので、なんだか損した気分…になっちゃいますよね。
ですが、あまりのんびり復帰すると、仕事のブランクがますます空いちゃいますし、お住まいの地域によっては保育園に入園できなかった!なんてことにもなりかねません。
保育園入れたけど、無認可で給料のほとんどを保育料に持っていかれる…というのも悲しいですし。
- まずはママの気持ち
- 保育園の空き状況
メリットデメリットを紙に書き出して、じっくり比較検討してみてくださいね。
また、育休復帰日を決める上で重要になるのが、会社の上司との復帰前面談。
実は、この面談で確認しておきたいポイントがいくつかあるんです!
わたしは、復帰面談の準備が不十分で、復帰後の仕事に苦労した…という苦い経験があります。
ぜひ、事前準備を整えて、復帰前面談を有効なものにしてくださいね!
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