生まれたばかりの新生児の赤ちゃんでも、手や足を見るとすでに爪が生えている!
しかも、意外と長いので早めに切ってあげないと、顔を引っ掻いて傷ができちゃうんですよね。
授乳やオムツ替えなどに加えて、赤ちゃんの爪切りも、生まれてすぐからスタートするお世話の一つなんですよね。
ですが、いくら爪を切っても引っ掻かれると痛い!
赤ちゃんの顔にも傷ができてしまっている・・・。
もっと爪を短く切った方がいいのかな?
でも、赤ちゃんの爪って切りづらくてこわい、苦手・・・と悩みますよね。
わたしも二児の母ですが、特に上の子の爪切りには苦戦しました~。
でも、赤ちゃんの爪って大人とは違いますので、実は切り方にコツがあるんです。
わたしもコツを知ってからは、赤ちゃんの爪のケアがだいぶラクになりました!
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▼新生児の育児が辛い!と感じている方へ▼
新生児育児が辛い!授乳やゲップ爪切りなど…未知のことばかり!
赤ちゃんの爪の切り方のコツ5選
手の爪は丸く
赤ちゃんの手の爪を切るときは、一気に丸く切る方法がおすすめ!
りんごの皮をむくときのようなイメージで、わたしはいつも切ってます。
両サイドを切って、真ん中を切る、という方法も試してみたんですが、コレだとどうしても爪の角が残ってしまい、引っかかれたときに痛いんです。
一気に切ると角が残らず、なめらかに仕上がるのでおすすめです。
足の爪はスクエア型
手の爪と足の爪とでは、形が違いますよね?
ですので当然、手の爪と足の爪は切り方を変えてあげる必要があります。
足の爪はスクエア型に切るのがおすすめ。
まずは、爪が水平になるように切ります。
そのあとに、角を切って整えてくださいね。
足の爪はスクエア型にすることで、巻き爪防止になります!
爪を切るときの姿勢
子供の後ろ側から爪を切ると、切りやすいですよ!
ちょっとしたことなんですが、やっぱり、自分で自分の爪を切るときと同じように、赤ちゃんの指先も同じ方向を向いていた方が断然に切りやすいです!
赤ちゃんが寝ているときは、頭側から爪を切ってあげてくださいね。
わたしも爪を切るときに姿勢を知ってから、だいぶ爪切りがラクになりました。
白い部分を残す
赤ちゃんの爪の白い部分が1~2ミリほど残るように意識してみてください。
深爪の防止になります!
深爪をしてしまうと、
- 指先の発達に影響してしまう
- 出血してしまう可能性がある
- 傷口からばい菌が入る可能性がある
と、よくないことだらけ!
赤ちゃんの爪が痛いと、ついつい短く切らなきゃ!と思いますよね。
ですが、赤ちゃんの爪が痛い原因は、長さだけではありません。
爪に角が残ってしまっていると、コレがいちばん痛いんです!
逆に、白い部分を1~2ミリ残すような切り方を続けていると、ネイルヘッドが丈夫になり、将来、キレイな形の爪になる!と言われています。
短く切ることよりも、角を残さないようになめらかに仕上げることの方が、ケガ防止につながります!
爪切りばさみと爪やすりを併用
わたしが実際に子供の爪切りをしていて、いちばん使いやすかった道具が「爪切りばさみと爪やすりの併用」です。
こちらが、普段わが家で使っている爪切り道具です!
爪切りばさみは、よくドラッグストアで見かける、赤ちゃん専用のものです。
まずは、爪切りばさみで長さを整えます。
そのあとで、爪やすりで細かい部分を削ったり長さの微調整をすることで、なめらかな仕上がりになります!
ちなみに、爪やすりはネットで見つけました!
ガラス製ですので、割れない限り使い続けられますし、使い終わったあとはサッと水洗いして清潔に保管することができます。
大小2本セット!というのも嬉しいポイントで、大きいサイズは大人用に、小さいサイズは子供用に使ってます!
今まで爪やすりを持っていなかったため、わたし自身もいつも爪切りで切りっぱなしにしてました。
でも、自分も爪やすりで仕上げるようにしてから、赤ちゃんのお世話をするときに爪がひっかからなくなりました!
今、わたしが愛用している爪やすり、楽天でしか取り扱いがないようです・・・。
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最近は、チェコ製の爪やすりの方が人気のようですね~。
しかも、「あとから爪やすりをかけるから」と思うと、爪切りばさみで切りすぎちゃうことがなくなりました!
爪切りばさみだけでキレイに仕上げようと思うと、あと少し、こっちを切って・・・あ、切りすぎたから今度はこっちを・・・あっ!き・・・切りすぎた!なんて失敗、何度も経験してきました・・・。
仕上げは爪やすりで、ざっくり長さを切りそろえるのは爪切りばさみで!と思うと、失敗がなくなりました!
ちなみに、ベビー用の爪切りばさみではなく、テコ型(クリップ型)の爪切りの方が使いやすい!という方もいらっしゃいます。
たしかに、普段大人が使っている爪切りと同じ形をしていますので、慣れている形の方が使いやすいですよね。
ただし、テコ型の爪切りは生後9か月ころからの使用目安ですので、ご注意くださいね。
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子供の爪切りはさみタイプはいつまで使える?テコ型に変えるべき?
赤ちゃんの爪を切るタイミング
お昼寝がおすすめ!
赤ちゃんの爪を切るなら、お昼寝しているタイミングがおすすめです!
わたしの場合、授乳をしたあと、そのまま抱っこで寝かせることが多かったんです。
赤ちゃんが寝入ったらしばらく様子をみて、そろそろ熟睡したかな?というタイミングで爪を切ると、切りやすかったです!
赤ちゃんって、なかなかじっとしてないですし、言うことも聞いてくれませんので、大人しく寝入っているときが爪切りのチャンスです!
しかも、昼寝をしている時間帯の方が、部屋も明るくて手元も見えやすいですよね。
2~3歳ぐらいになると、テレビに夢中になっている間に切ることができますし、ある程度、こちらの言うこともわかるため、大人しくじっとしていてくれます。
赤ちゃんの時期は、お昼寝しているタイミングがイチオシです。
お風呂上りや夜暗い部屋で寝ているときはNG
大人の場合、お風呂上りに爪切りをした方が、柔らかくなっていて切りやすいですよね。
ですが、元から柔らかい赤ちゃんの爪。
お風呂に入ると余計爪がふやけてしまい、切りづらくなってしまうため、お風呂上りに赤ちゃんの爪切りはおすすめできません。
また、夜寝かしつけてからの爪切りもおすすめできません。
夜は当然、暗い部屋で寝かせていますよね?
わざわざ爪切りのために電気をつけるわけにはいかないため、ライトで照らしたりして切ることになりますよね?
わたしも実際、スマホの光で夜、爪切りをした経験があるんですが、かなり見えづらく切りにくかったため、途中で断念してしまいました!
深爪やケガの原因にもなってしまうため、赤ちゃんの爪は明るい場所で切るのは必須ですね。
どうしても爪切りが苦手!それなら電動爪やすりがオススメ!
赤ちゃんの爪を切るのがこわい!どうしても苦手・・・という方、意外と多いんですよね。
そんなときは、道具に頼っちゃうのもアリです!
それが、ベビー専用の電動爪やすり。
いちばん有名なのが、コンビの「ベビーレーベル ネイルケアセット」です。
ネットの口コミをみても「早く買えばよかった」「赤ちゃんの爪のお手入れがラクになった!」という声が多数。
ただし電動とはいえ、爪やすりですので、切るよりも時間はかかります。
ただしその分、爪切りのように深爪や出血の心配はありません。
また、やすりの部分が赤ちゃんの爪以外の部分に当たってしまっても、皮膚を削ってしまうことはありません。
爪の部分しか削れないようになってますし、モーターの回転もあまり強くありません。
また、ライトが付くのも嬉しいポイント!
基本的に、暗い部屋で赤ちゃんの爪切りはおすすめできませんが、専用のライト付きなら手元がはっきり見えるので安全ですね。
爪切りばさみと爪やすりを揃えるよりも、お値段は高いですが、電動爪やすりで赤ちゃんの爪のケアがラクになるなら、欲しいですよね。
ちなみに、電動爪やすりは別のメーカーからも同じような商品が出ています。
お値段は安い場合もあるようですが、「ライトの位置がずれていて使いづらい」「爪やすりの部分がすぐにダメになってしまう」などのトラブルもあるようです。
赤ちゃんに使う商品ですので、きちんとしたメーカーのものを選びたいですね。
大人用の爪切りは絶対にNG!
赤ちゃんの爪を切る際、大人用の爪切りで切るのはおすすめできません!
赤ちゃんの爪はとても小さいですよね?
大人用の爪切りで切ってしまうと、角が残ってしまい赤ちゃんの爪を切ったはずなのに痛い!となってしまいます。
それに、赤ちゃんの小さい爪に、大人用の爪切りは負担がかかりすぎてしまうため、場合によっては爪が割れたり、二枚爪になってしまったりと、思わぬトラブルも招いてしまいます。
何より、赤ちゃんの指にはあまりに大きすぎるため、赤ちゃんの爪がよく見えませんよね?
指を切って出血してまっては大変です。
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赤ちゃんの爪切りに大人用はNG!でもいつから使ってOKなの?
赤ちゃんの爪切りの頻度は4~5日に1度
赤ちゃんの爪は、大人の倍ほどの早さで伸びると言われています。
そのため、こまめにケアしてあげないといけないんですよね~!
新生児の赤ちゃんは、自分で自分の顔をひっかいて傷つけちゃう場面も多いですし、パパやママも抱っこしているときに引っかかれると痛いですよね~。
いくら、角が残らないように爪切りをしても、爪が伸びてきたら当然、痛いですし。
気付いたら爪を切ってあげる!というクセをつけてみてくださいね。
わたしも、子供が新生児のときは暇さえあれば爪をチェックしてました~。
基本的に、抱っこで昼寝させていたこともあり、いつも手の届く範囲に爪切りばさみと爪やすりを置いてました。
ちなみに、足の爪は伸びるのが遅いため、2週間に1回程度のケアでもじゅうぶんです。
気になるようなら、爪やすりをかけてあげるだけでもスッキリしますよ。
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赤ちゃんの爪はすぐ伸びる!?気のせい…ではなかった!ケアのコツ
成長とともに引っ掻かなくなる
いくら爪のケアをしていても、気づかず爪の角が残ってしまったり、どうしても間が空いて爪が伸びてしまうこと、ありますよね。
新生児の赤ちゃんであっても、けっこうな力で引っ掻いてしまうため、傷が絶えなくて心配になること、ありますよね。
ですが、赤ちゃんだって成長とともにだんだん引っ掻かなくなりますので、気長に根気よく付き合っていくしかありません。
気になる場合はミトン
赤ちゃんのひっかき傷、どうしても気になる場合はミトンを試してみて!
うちの子も、すごい力で顔をひっかいてしまったり、自分で自分の目に指をグリグリ入れたりしていたので、かなり心配して慌ててミトンを購入しました!
ですが経験上、ミトンってすぐに取れちゃうんですよね~。
あまりひっかき防止に役立たないかもしれませんが、一時的なものとして活用してみてくださいね。
やっぱり、こまめに爪のケアをしてあげることが、いちばんの傷防止になります。
きちんと叱ることも大切
月齢が進むと、赤ちゃんの指先の力も強くなってきますよね!
抱っこしていると、引っかかれたり、ギュッと強く握られたり。
場合によっては、パパやママだって「痛い!」と感じること、ありますよね。
そんなとき、赤ちゃん目を見て「痛いからやめて、ダメだよ」と低い声で叱ることも大切です。
赤ちゃんは言葉はわからなくても、パパやママの声のトーンや表情で、いろんなことを読み取っています。
叱られてはじめて「これはしちゃいけないことなんだ」と気づきます。
赤ちゃんであっても、ときにはきちんと叱ることも大切なんですね。
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深爪して出血してしまった場合
慎重に爪切りをしていても、赤ちゃんがふいに動いてしまい、深爪してまった!という場合もあると思います。
そんなときは慌てず、まずは止血してください。
血が止まれば安心です。
消毒や絆創膏も不要ですよ。
逆に、消毒や絆創膏をした指を赤ちゃんが舐めてしまうと、誤飲の危険があります!
特別な手当てはしなくても、患部を清潔にしていれば大丈夫です。
どうしても血が止まらない場合や、ばい菌がはいってしまったかも!?と心配な場合は、皮膚科を受診してくださいね。
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赤ちゃんの爪は保湿も大事
赤ちゃんの薄くて柔らかい爪は、乾燥に弱いんです!
爪が乾燥していると、反りかえってしまったり、割れてしまったりと、爪の形が変形してしまい、いくら爪をキレイに切っても引っ掻いたときに痛くなってしまいます。
また、爪が反りかえっていると「スプーンネイルでは!?」と心配になる場合もあると思います。
スプーンネイルとは、鉄分が不足しているサインと言われているんですよね。
たしかに、母乳やミルクをあまり飲んでくれなかったり、離乳食の進みが遅いと「栄養不足では!?」と心配になってしまいます。
ですが、意外と乾燥が原因で爪が反りかえって変形してしまうこともあるんです。
気になる場合は、赤ちゃんの爪の保湿もしてあげてくださいね。
とは言っても、特別なケアは必要ありません。
お風呂上りのタイミングで、ベビーローションなどで全身の保湿をしていますよね?
そのとき、体だけではなく、指先、足先と、爪にも保湿剤がいきわたるように塗ってあげればOKです!
乾燥が気になる季節は、朝もクリームを塗ってあげればバッチリです!
実はうちの子も、足の爪が反りかえっていて、かなり心配した時期があります。
ですが、適切な爪の切り方と保湿をしていたおかげで、だいぶ形がキレイに整ってきました。
赤ちゃんの爪を切っても痛い場合、乾燥で爪が変形していることが原因の一つであることもありますので、ぜひ、保湿も心がけてみてください!
ちなみに、保湿剤は市販のものでもOKですよ!
ぜひ、赤ちゃんの肌にあうものを使ってあげてくださいね。
わが家は、アロベビーを使ってます!
友だちにも、出産祝いのプレゼントとして渡したら、とても喜んでもらえました!
香りがよく、のびもいいので、子供の保湿をしながらママも癒されます~。
赤ちゃんの爪を切る前に
パパママの手指も清潔に
赤ちゃんの爪を切る際、パパやママの手も清潔にしてくださいね!
大人の手から赤ちゃんの手へ、ばい菌がうつってしまっては大変です。
赤ちゃんはよく指しゃぶりもしますからね。
爪切り道具のお手入れ
爪切りばさみや爪やすりなど、使ったらすぐにキレイにしてから収納しておくのがいいですよ。
パパやママの手をキレイにするのと同様、爪切り道具も汚れていては不衛生ですよね。
それに、使い終わった後にお手入れしておくと、道具も長持ちします。
赤ちゃんの爪が痛い!まとめ
赤ちゃんの小さくて柔らかくて薄い爪、切るだけなのに苦労しますよね。
それに、ケガをさせちゃいけない!と思うと、余計にプレッシャーも感じちゃいますし。
ですが、赤ちゃんの爪切りもコツがあります。
コツを知っていれば、赤ちゃんの爪のケアがかなりラクになります。
また、普段から赤ちゃんの爪も保湿してあげると、「爪切りしたのに痛い」というトラブルを軽減することにもつながります。
ただ、どうしても不器用で赤ちゃんの爪切りが苦手・・・という方、いますよね。
そんなときは、電動爪やすりがおすすめ!
道具に頼ることで、少しでも日々の育児がラクになるなら、おすすめです!
それに、赤ちゃんの今のうちから、キレイに爪を整えてあげると、引っかき傷などのケガを防止する以外にも、メリットがあるんです。
- 指先の発達が良くなる
- 将来、キレイな形の爪になる
ある程度の長さの爪があることで、指先にしっかり力を入れることができるんです。
逆に、深爪ばかりを繰り返していると、指先に力が入らず、発達に影響することがあるんです。
大人でも、爪を切りすぎちゃうと、指先に力が入れにくく、日常の生活で不便さを感じる場面、ありますよね?
赤ちゃんの場合、これから発達していく大事な時期ですので、深爪は絶対にNGなんです。
また、白い部分を1~2ミリ残すようにしてあげると、ネイルヘッドが丈夫になり、将来キレイな形の爪になる!と言われているんです。
もちろん、爪の形は遺伝もあるようですが、少しでもキレイな形の爪の方が、いいですよね!
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