長い産休育休明けでの久々の仕事。
実は意外と、産休明けたら「仕事の要領が悪くなってしまった!」と悩むママ、少なくないんです。
わたしも二児の母で、二度の育休復帰を経験したことがあるのですが、パソコンの操作がおぼつかず、四苦八苦した記憶があります…!
たしかに、育休中ってあまりパソコンを触る機会がなかったですし。
他にも、会社のメンバーが入れ替わっていたり、ちょっとした制度やシステム変更もあったりと、慣れるまで時間がかかるんですよね~。
仕事をスムーズにこなせないと、落ち込んだり焦ったり、慌ててミスを引き起こしてしまったり…と、よくないことばかり起こっちゃいます。
ある程度は仕方ないと割り切って、焦らず仕事の勘を戻してみて。
わたしは、だいたい半年ぐらいですっかり慣れましたよ。
育休明けの仕事は想像以上にハード!?
パソコンの操作がおぼつかない…
産休育休中って、パソコンに触る機会がほとんど無いんですよね。
たとえ自宅にパソコンがあったとしても、毎日は触らないですよね。
小さい子を抱っこしながらのパソコン操作は難しいですし、イタズラされるのも困りますので。
それに、たいていの調べものやカレンダー登録などはスマホでも完結してしまいます。
わざわざ自宅でパソコンを開くことが無くなっちゃうんですよね。
そのため、育休復帰後に久々にパソコンを触ったら、ブラインドタッチが出来なくなっていたりショートカットキーを忘れてしまったり…と、自分のパソコン操作のおぼつかなさにビックリするママも少なくありません。
実はわたし自身も、久々に復帰後にパソコンを触ったら操作がおぼつかなくて…。
隣で見てた上司にも笑われてしまうほど、ひどかったです…!
仕事のスピード感についていけない
産休前は、たくさんのタスクを抱えていても優先順位を決め、サクサク効率的に仕事をこなしていた女性も多いと思います。
でも不思議と、全然効率的にタスクをこなさないし、仕事の勘も戻らない…。
もちろん、保育園へお迎えに行かなければいけない、という時間の制約もありますが、焦れば焦るほどうまくいかない…。
慌てているとミスもしてしまう!という悪循環に。
ミスをしてしまうと落ち込みますよね。
お迎えのタイムリミットがある中での仕事って、想像以上に大変なんですよね。
世の中の変化に疎くなってしまった
産休育休中は子供のお世話で精一杯!になっちゃいますよね。
家事と育児を中心でこなし、自分のことすらする時間がない…。
そうすると当然、ニュースをチェックすることも難しくなり、世の中の動向に疎くなってしまいますね。
ですが仕事をしている中では、ライバル社のチェックや流行を抑えることって必要になってくるんですよね。
また、産休育休中に社内の制度が変わっていたり、ちょっとしたシステム変更があったり、組織変更で上司が変わったり…。
会社の中も変化している場合も。
わたしも、仕事をサクサク進めたいのに、ちょっとした社内ルールのことにつまづいて進めず、でもまわりも忙しそうで聞くに聞けなかったり…と。
もちろん、お知らせメールなどは届いているのですが、育休中に送られた膨大なメールの中から必要なメールを探すのは至難の業!
時間もかかってしまいます。
会社の新しいシステムやルールに慣れるまで、数か月はかかってしまいました。
育休明けの仕事は慣らしも必要
初心にかえってコツコツと
保育園へのお迎えや、子供の急な発熱や行事などで休むことも増え、今まで以上に仕事を効率的にこなさないといけない状況なんですよね。
時間の制約がある中での仕事は本当に大変です。
でも、まずは焦らず、初心にかえることが大事。
わたしが、復帰当初に心がけていたことがこの2つ。
- 仕事の優先順位を意識する
- 効率的にこなせるよう、小さな改善を積み重ねる
とにかく、時間内にタスクを終わらせることが大事ですよね。
そのためには、納期を意識することがホントに大事でした!
納期を意識すれば、仕事の優先順位は自ずと決まりますし、少し余裕があるときは他のタスクを前倒しで進めることもできます。
それが積み重なっていくと、少しずつ仕事にも余裕が出来てきます。
余裕が出来てきたら、業務改善やマニュアルの作成などをして、急に休んでも職場への迷惑が最小限になるよう、準備してました。
また、わからないことを教えてもらったらメモを取る!
大事ですね。
小さな仕事から取り掛かる
コピーや電話応対など。
普通は新入社員がやるような雑務も、積極的にするようにしてました。
電話応対すると、自然と部署の人の顔と名前が一致するようになるんですよね。
リハビリだと思って、雑用をこなしているうちに仕事の勘が戻ってきますし、やはり雑用でも仕事は仕事。
意外と先輩や上司に感謝されることもありますよ。
子供のことは旦那さんと分担も
ママは働きながらも、子供のこともいろいろと考えなければいけませんね。
予防接種のスケジュールや風邪をひいたときの病児保育の手配、保育園の行事…などなど。
プライベートでもやることがいっぱい!だと、なかなか仕事に集中できる状況じゃないんですよね。
仕事をして、家に帰ると家事も育児もワンオペ…だと、キャパオーバーになっちゃいます。
そこで、家事育児もパパと分担しましょ。
男性は、調べることが得意ですので、予防接種のスケジュール管理は全てパパに任せる!などでもいいと思いますよ。
他にも、育児グッズってたくさんの種類がありますね。
商品を比較検討するのも、男性の方が得意な傾向ですので、育児用品を買うときはパパに調べてもらうのもおすすめです。
ちなみに家事育児を分担するとき、わが家はパパには得意分野を担当してもらうと、とても平和でした~!
仕事とプライベートを区切る
当然ですが、仕事中は仕事に集中する。
家にいるときは、子供との時間を大切にする。
仕事中も、子供のことが気になるかもしれませんが、やはり集中できないと効率的にタスクをこなせないですし、ミスも起きやすくなってしまいます。
逆に、家に帰ってからも仕事のことを考えてしまうと、気が休まりませんね。
何より、子供は敏感ですので、ママの気持ちがこちらに向いていないことを察してしまいます。
これでは、お互いにとって良くないですね。
仕事とプライベートは、今まで以上にしっかり気持ちを切り替えるのが大事。
おすすめの方法が、通勤時間中にシミュレーションすることです。
朝通勤するときは、仕事の段取りを頭の中で整理します。
帰宅するときは、家事の順番を想像します。
このとき、出来ればスマホなどは見ず、目を閉じて頭の中で整理するのがおすすめ。
目を閉じると、外から入る情報をシャットアウトできるため、集中できるんです。
通勤中は難しい…という場合、できるタイミングで試してみて。
5分…いや1分でも気持ちの切り替えをする時間を作れると、仕事もプライベートも効率的に過ごせるようになります!
とっても簡単な方法ですので、明日からぜひ、実践してみて。
まとめ
産休育休は長いお休みになりますね。
しかも、ただお休みしていたワケではなく、子供の誕生によってライフスタイルも大きく変化しますね。
産後は、とにかく子供のことばかり考えて過ごしてましたよね。
そのため、脳が育児中心の考え方になってるんです。
そのため、久々の仕事は勘が戻らない、要領よく仕事をこなせない…などの悩みは当然なんです。
もし「育休から復帰してから、仕事できない人になってしまった」と悩んでいるのなら、少しずつ仕事に慣れることから意識してみて。
- 初心にかえる
- 雑用を積極的にこなす
- 仕事とプライベートは区切り
焦らなくても大丈夫。
わたしも、復帰して慣れてきたかも、と思えたのは6か月ぐらいかかりました。
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