授乳中のママでもココアは飲んでも大丈夫なんでしょうか?
カフェインは母乳に移行すると言われていますので、飲んでも大丈夫なのか?
どれくらいまでなら飲んでもいいのか?気になりますね。
授乳中のママは、1日に2~3杯ほどならココアを飲んでも大丈夫です!
コーヒー1杯に比べると、ココアに含まれるカフェインの量は10分の1以下と微量。
授乳中でも、コーヒーは1日2~3杯飲んでもOK!と言われていますので、ココアはカフェインをあまり気にせずに楽しめますね。
ですが、注意したいのが糖分の量。
甘いココアには糖分がたくさん含まれているため健康への影響が気になります。
さらに、産後ママはカルシウムが不足していると言われていますので、甘いココアを飲むときは虫歯にも要注意です!
授乳中のココアはOK!気になるカフェインを徹底解説
ココアに含まれているカフェインは微量ですので、授乳中のママでもココアは1日2~3杯ほど飲んでも大丈夫です!
ちなみに、ココアにはピュアココアとミルクココアという2種類があります。
ピュアココア(純ココア)とは、原料のカカオから油脂分を取り除いたもの。
ミルクココア(調整ココア)とは、ピュアココアに乳成分やお砂糖を加えたものです。
- ピュアココア:1杯あたりのカフェインは10mg
- ミルクココア:1杯あたりのカフェインは微量
ピュアココアの方が、多少カフェインを多めに含んでいますが、コーヒー1杯にはカフェインが60~80mgほど含まれていると言われています。
コーヒーと比べると、いかにココアのカフェイン量が少ないかがよくわかりますね。
それに、カフェインが母乳に移行する量はわずか1%ほどなんです。
想像以上に低いと思いませんか?
ココアによる母乳へのカフェインの影響は、ほとんど気にしなくても大丈夫ですね。
授乳中のココアおすすめの飲み方
低脂肪牛乳または豆乳を使う
少しでもカロリーをおさえてココアを楽しみたい!という場合、牛乳よりも低脂肪牛乳、または豆乳を使ってココアを作るのがおすすめです。
豆乳の独特な香りが苦手・・・という方は、調整豆乳を使うと飲みやすくなりますよ。
ピュアココアを使う
ミルクココアは、最初から加糖されていますので、甘さを自分で調整することができませんね。
甘さ控えめで、自分好みの味にしたい!という場合は、ピュアココアの方がおすすめです。
お砂糖ではなく、オリゴ糖で甘さをプラスする方法もおすすめです。
お好みで、シナモンやジンジャーをトッピングして、香りを楽しむという方法もアリです。
ココアが母乳に与える影響とは?
濃くて甘いココアが好きなママ、ココアをたくさん飲んでしまうママ、糖分が心配です!
糖分をとりすぎてしまうと、血液がドロドロになってしまい、母乳も詰まりやすくなってしまうと言われています。
赤ちゃんによっては、母乳の変化に敏感で、飲まなくなってしまう場合もあるんです。
母乳を飲む量が減ってしまうと、赤ちゃんの肌荒れや便秘なども心配です。
赤ちゃんのためにも、糖分の摂りすぎは控えてくださいね。
ママも、母乳が詰まってしこりや乳腺炎になってしまっては大変です。
ココアには産後ママが摂りたい栄養もたくさん!
ココアには、ポリフェノールや食物繊維が含まれていますね。
糖分やカフェインなど、ココアの良くない部分にばかり注目してしまいがちですが、産後ママに嬉しい成分も含んでいます。
ポリフェノールは抗酸化作用がありますね。
美肌効果が期待できますので、出産でボロボロになった肌を早めに改善したいママにとっては、積極的に摂りたい栄養の一つ。
また、食物繊維は便秘解消に期待できますね。
他にも、ココアの甘い香りって、リラックスできますよね。
自律神経を整える働きもあると言われていますので、育児の合間にホッと一息したいとき、ココアはぴったりなんですね。
授乳中でもココアを楽しむコツ
飲む量に気を付ける
1日2~3杯程度なら、授乳中のママでもココアは飲んでも大丈夫です!
ですが、それ以上飲んでしまうと、糖分が気になります。
量だけではなく、濃いココアやお砂糖たっぷりの甘いココアを好む方は、糖分に気を付けてくださいね。
他にも、生クリームやマシュマロをプラスしてしまうと、当然、カロリーが気になってしまいます。
シナモンやジンジャー、豆乳などといっしょに楽しむなど、工夫してみてくださいね。
他の食べ物との組み合わせにも注意
ココアといっしょに甘い物も食べたくなっちゃいますよね。
ですが、生クリームたっぷりのケーキといっしょにココアを飲んでしまうと、どうしてもカロリーオーバーになってしまいます。
甘さ控えめのお菓子と合わせるか、濃いココアを飲む場合はお菓子をガマンするなど、組み合わせにも注意してみてくださいね。
授乳のあとに飲む
ココアに含まれるカフェインは微量ですが、どうしても気になる!というママは、授乳の後にココアを飲むのがおすすめです。
カフェインは摂取してから30分後に、血中のカフェイン濃度がいちばん高くなります。
4時間で約半分、6~8時間ほどでほとんど無くなります。
つまり、ココアに限らず、コーヒーや紅茶など、カフェインを含む飲み物を飲む場合、授乳の後に飲むことで、赤ちゃんへの影響を最小限にすることができるんです。
まとめ
ココアは、コーヒーや紅茶などに比べると、カフェインの量はごくわずか!
たしかに、子供向けのお菓子にもココア味ってよく見かけますし、ミルクココアも小さい子供も飲めますもんね。
ココアの優しい甘さと香りには、癒し効果もあるため、育児で疲れたとき、一休みしたいときにはピッタリの飲み物なんですね。
授乳中って、ママは口にするものに気を遣いますが、ガマンし過ぎてストレスになるのも良くないんです。
それに、ココアにはポリフェノールや食物繊維も含まれているため、産後ママにとっては強い味方。
個人的にも、ミルクココアでも1杯程度なら、カフェインも糖分もさほど気にしなくて大丈夫だと思います!
それよりも、ホッとする時間を作ることの方が大事です。
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