手作りのチョコを渡したい!
でも、直前に作る時間が取れない・・・。
そんなとき、数日前から作っておいても大丈夫なのか?
どれぐらい日持ちして、どうやって保存しておいたらいいのかな?など、気になることポイントがいくつかありますよね。
基本的に、生クリームやフルーツを使ったスイーツは長持ちしません!
逆に、中までしっかり焼き上げた、シンプルなお菓子は比較て日持ちします。
チョコ系お菓子の種類別の日持ちをまとめました。
適している保存方法や、食べごろの時期もいっしょにご紹介していますので、プレゼントを考えている場合は、ぜひ美味しい状態で渡してくださいね。
また、手作りお菓子だけではなく、市販のお菓子も同じ考え方でOKですので、知っていると普段の生活にも役立ちます。
手作りチョコの日持ち
手作りの定番、チョコレートを使ったお菓子の日持ちと保存方法をご紹介します。
- 生チョコ:冷蔵で2日
- トリュフ:冷蔵で4日
- チョコレートケーキ:冷蔵で1~2日
- チョコチップクッキー:常温で3日
- カップケーキやマフィン:常温で3日
- ガトーショコラ:冷蔵庫で5日
- チョコレートブラウニー:常温で4日
- シフォンケーキ:常温で2~3日/冷蔵庫で4日
- スコーン:常温で3日
- パウンドケーキ:常温で一週間
生チョコの日持ち:冷蔵で2日
トリュフの日持ち:冷蔵で4日
生チョコもトリュフも生クリームを使っているため、冷蔵庫で保存していてもあまり日持ちしないんです。
さらに、フルーツをトッピングしている場合は、1~2日ほどしか日持ちしませんので、ご注意くださいね。
チョコレートケーキの日持ち:冷蔵で1~2日
チョコレートのクリームでデコレーションしている場合、日持ちしないんです。
チョコクリームに限らず、生クリームやフルーツでデコレーションしている場合も同様です。
生クリームやフルーツは水分が出やすいため、翌日でもスポンジがベチャっとして美味しくないこともあります。
チョコチップクッキー:常温で3日
クッキーは中までしっかり火を通しているため、常温でも日持ちします!
ただし、クッキーは湿気に弱いため、粗熱をとりしっかり乾燥させ、乾燥剤を使って個包装にすると、より長く美味しく食べることができます。
きちんと保存すれば、一週間ほど日持ちする場合もありますが、どうしても風味は落ちてきてしまいますので、3日ほどで食べきるのがおすすめです。
カップケーキやマフィンの日持ち:常温で3日
カップケーキやマフィンは、最初から小分けで作ることができるため、プレゼントしやすいですよね。
粗熱をとったあと、ラップをして乾燥しないように保存しておくと、しっとり食感が長持ちします。
ただし、デコレーションしたカップケーキは日持ちしませんので、1~2日ほどで食べきるのがおすすめ。
また、渡す当日にデコレーションとラッピングをすると、美味しく食べてもらえます。
ガトーショコラの日持ち:冷蔵庫で5日
ガトーショコラは冷やしても美味しいですよね。
夏や梅雨の時期など、気温も湿度も高い時期でも冷蔵保存で美味しく食べることができます。
ただ、長期間冷蔵庫に入れていると、どうしても風味が落ちてきますので、2~3日以内が美味しく食べられます。
チョコレートブラウニーの日持ち:常温で4日 ※夏は冷蔵庫へ
ナッツ類がたくさん入ったチョコレートブラウニーは食感も良くて香ばしいですね。
見た目も華やかですので、デコレーションしなくてもOKですね。
ホールで焼いてもいいですし、スクエア型に焼いてスティック状に切り分けてもおしゃれですね。
ただ、ナッツが湿気てしまわないうちに、やはり2~3日以内に食べるのがおすすめ。
シフォンケーキの日持ち:常温で2~3日/冷蔵庫で4日
ふわふわ食感が美味しいシフォンケーキ。
常温でも保存できるのはいいですよね。
食べる直前に、チョコレートソースやチョコクリーム、チョコレートアイスでトッピングするのもいいですね。
スコーンの日持ち:常温で3日
スコーンにチョコチップを入れて焼いても美味しいですよね。
スコーンは朝食にもなりますので、甘い物が苦手な人でも食べやすいですね。
パウンドケーキの日持ち:常温で一週間
中までしっかり焼き上げるパウンドケーキはいちばん日持ちします。
ココアパウダーを混ぜて焼き上げるのもいいですよね。
作り方も比較的簡単で、失敗しづらいお菓子なんです。
ただし、バナナやりんごなど、フルーツ入りのパウンドケーキの日持ちは5日ほど。
フルーツが入っていると、どうしても果物の水分で傷みやすいため、早めに食べきるのがおすすめです。
手作りチョコのお菓子を日持ちさせる保存の基本
常温保存OKはチョコ系の焼き菓子
- クッキー
- カップケーキ
- シフォンケーキ
- チョコレートブラウニー
- パウンドケーキ
中まで火を通して焼き上げたチョコ系のお菓子は常温保存OKです!
常温保存できるお菓子は、持ち運びも便利ですね。
ちなみに、常温とは15~25度ぐらいを想定しています。
ただ、クッキーもケーキ類のお菓子も、乾燥・湿気に弱いんです。
クッキーは湿気に弱いため、焼きあがったら網の上に移動させ、裏側までしっかり乾燥させてくださいね。
逆に、ケーキは乾燥に弱いため、粗熱をとったらラップで丁寧に包み、タッパーやジッパー付きの保存袋で密閉するのがおすすめ。
生クリーム入りチョコ系お菓子は要冷蔵
- 生チョコ
- トリュフ
- チョコレートケーキ
- ガトーショコラ
生クリームを使ったお菓子は、生クリームが溶けださないよう、低温保存するのが必須。
持ち運びする場合も、保冷バッグや保冷剤を使って低温の状態を保ってくださいね。
冷凍しても大丈夫?
フルーツやクリームでデコレーションしていない、プレーンの状態のお菓子なら冷凍してもOKです。
冷凍すると、2~4週間ほど日持ちします。
クッキーは、できれば生地のまま冷凍するのがおすすめです。
霜がつかないよう、しっかり密閉して冷凍してくださいね。
ただ、冷凍していてもどんどん劣化していきますので、やはり早めに食べるのがおすすめ。
解凍のコツ
冷凍したケーキは自然解凍がおすすめ。
夏場は冷蔵庫で、それ以外の季節は常温で4~6時間ほどかけて、じっくり解凍してくださいね。
食べるときに、電子レンジやトースターで軽く温め直すと、出来立ての風味や食感がよみがえりますので、お好みで試してみてくださいね。
逆に、クッキーはゆっくり解凍すると湿気で傷んでしまいますので、電子レンジを使って一気に解凍するのがおすすめ。
湿気がとんで、サクサク食感が戻ってきます。
ただし、クッキー生地は常温解凍でOKです。
成形しやすいかたさになれば、型抜きしても大丈夫です。
手作りチョコの食べごろ
生クリームやフルーツでデコレーションしたケーキは、その日のうちに食べるのがおすすめ!
クッキーやガトーショコラ、チョコレーブラウニーなど、しっかり焼いたお菓子は翌日が食べごろです。
焼き菓子は、1日置いた方がバターが生地に馴染んで、味が落ち着いてしっとり美味しく食べることができます。
ただし、粗熱をとったらきちんと密閉してくださいね。
ケーキは乾燥に、クッキーは湿気に弱いため、焼きあがったあとの保存方法で味が左右されちゃうこともあります。
もちろん、粗熱がとれないままラッピングしてしまうと、中で水滴ができてしまい、せっかく美味しくできたお菓子でも、傷んでしまう原因になってしまいます。
特に、プレゼントで渡す場合は食べごろを見極めて、美味しく食べて欲しいですよね。
また、「早めに食べてね!」と渡すときに伝えるのも気遣いが感じられます。
手作りチョコのラッピングアイデア
デコレーションした場合は、箱を使う
チョコレートケーキやカップケーキなど、可愛くデコレーションしたお菓子は箱を使うのがおすすめ!
また、生クリームが持ち運んでいる間に溶けないよう、保冷バッグや保冷剤を使うと安心です。
ワックスシートがおしゃれ
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ワックスシートは、お菓子の油染みを防ぎ、乾燥・湿気からお菓子を守ってくれます。
見た目もおしゃれですが、それ以上に実用的なんです。
スティック状のクッキーやケーキは、ワックスペーパーで包み、端をクルッとして留めると、キャンディー風のラッピングになって可愛いですよ。
麻のリボンで留める、さらにおしゃれに可愛く仕上がります。
また、ワックスシートは大きさもさまざまで、パウンドケーキを丸まる一本包める大きさのものもあります。
ワックスシートは、お菓子のラッピングには欠かせないアイテムなんです。
クッキーは割れないよう、2~3枚ずつ
クッキーのラッピングでいちばん気になるのは、割れないか!?という点ですね。
せっかくキレイにラッピングできても、肝心のクッキーが割れてしまっては残念ですね。
クッキーは、乾燥剤といっしょにラッピングすると、日持ちもするのでおすすめです。
また、クッキー台紙を使うという方法もあります。
手作りクッキーは2~3枚ずつ、個包装にすると割れにくいんです。
さらに、大量に持ち運ぶ場合や、長時間持ち運ぶときは、クッションペーパーやエアーパッキンなどの緩衝材を使うと安心です。
まとめ
手作りチョコ系のお菓子の日持ちをご紹介しました。
生クリームを使っているお菓子は、あまり日持ちしません。
逆に、焼き菓子は中までしっかり火が通っているため、比較的日持ちします。
チョコレートケーキなどは、バレンタインには定番の贈り物ですが、クリスマスやハロウィンなどに用意しても喜ばれますよね。
また、チョコ好きには、誕生日にプレゼントされたら嬉しいんですよね。
ただ、渡す日は決まっていても、どうして直前に作る時間が取れない。
お菓子を数日前から作っておいてもいいのかな?と迷ったとき、日持ちを参考に作るお菓子を決めてみるのも、一つの方法です。
せっかく手作りしたお菓子。
ぜひ、美味しい状態でプレゼントしたり、家族や友人といっしょに楽しんでくださいね。
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さらに、チョコレートのお菓子作りに欠かせないチョコレートの湯せん。
チョコレートってとっても繊細なので、湯せんする温度が高すぎたり、ほんの数滴の水が入ってしまっただけでも、キレイに溶けないんですよね~。
それに、テンパリングに失敗してしまうと、見た目だけじゃなく、味もカカオの風味がなくなってしまったり、食感もボソボソになってしまったりと、いいことナシなんです。
チョコを冷やしても固まらない!なんてことも、意外と多いんです。
完成してから、失敗に気づくパターンですね・・・。
きちんと固まってくれないと、ラッピングも台無しですね。
そんな繊細なチョコレートの湯せん、よくある失敗例や原因、失敗したチョコを復活させる方法や再利用するレシピをご紹介しています。
ポイントをおさえていれば、キレイに湯せんできます!
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