手作りチーズケーキをプレゼントしたり、自宅で自分たちのおやつとして楽しみたい場合、どれぐらい日持ちするんでしょう?
火を使ってないレアチーズケーキは、冷蔵でも1~2日ほどしか日持ちしません。
さらに、生クリームやフルーツでデコレーションしたチーズケーキも日持ちしないため、当日中に食べきるのがおすすめ!
プレーンのチーズケーキなら、冷蔵で3~4日ほどは日持ちします。
保存の仕方によっては、一週間ほど日持ちする場合もありますが、賞味期限ギリギリになると風味が落ちてパサパサになってしまいますので、やはり、早めに食べきるのがおすすめです。
どうしても、食べきれない場合は、冷凍保存もおすすめです。
また、チーズケーキは常温保存には不向きです。
そのため、プレゼント用として渡す場合も、保冷バッグや保冷剤を入れておくと安心ですよ。
プレゼントを考えている場合は、チーズケーキの食べごろを見極めて、できるだけ美味しい状態で保存して渡してくださいね。
手作りチーズケーキの日持ちはどれくらい?種類別の賞味期限
レアチーズケーキ:冷蔵で1~2日
冷蔵庫で冷やし固めて作るレアチーズケーキ。
火を使ってないため、賞味期限は作った当日~翌日までが限度です。
さらに、生クリームやフルーツでデコレーションしていると、日持ちしませんので、当日中に食べきるのが基本です!
デコレーションしたレアチーズケーキは日持ちしませんが、プレーンのレアチーズケーキなら、冷凍で2週間ほどの保存も可能です。
ベイクドチーズケーキ:冷蔵で3~4日
中までしっかり火を通して焼いている分、レアチーズケーキよりも日持ちします。
ただし、チーズケーキは原料のチーズがあまり日持ちしないため、冷蔵でも3~4日ほどが美味しく食べられる限度。
保存状態や作り方によっては、一週間ほど日持ちする場合もありますが、チーズはニオイうつりもしやすいため、早めに食べきるのがおすすめです。
スフレチーズケーキ:冷蔵で3~4日
スフレチーズケーキといえば、シュワシュワ食感が特徴的ですね!
メレンゲを生地に混ぜ込み、湯せんでじっくり焼くことで、あの独特な口どけのいい食感が生まれるんです。
スフレチーズケーキは、実は日本発祥なんです。
温めても冷やしても美味しいのも、スフレチーズケーキの魅力ですね。
バスクチーズケーキ:冷蔵で3日
高温でサッと焼くことで、表面はカリッとほろ苦く、中は半熟のようなトロッとした食感に。
火を通しているため、レアチーズケーキよりも日持ちしますが、中までしっかり火が通っているワケではないため、ベイクドチーズケーキよりは日持ちしない、という感じです。
生地のクリームチーズもベイクドチーズケーキの2倍ほど使うため、チーズの劣化を感じやすいのが難点。
ニューヨークチーズケーキ:冷蔵で3~4日
ベイクドチーズケーキと同じ分類のニューヨークチーズケーキ。
そのため、日持ちもベイクドチーズケーキといっしょです。
ベイクドチーズケーキとの違いは、ニューヨークチーズケーキは蒸すようにじっくりと「湯せん焼き」する点。
また、ベイクドチーズケーキよりもクリームチーズの割合が高く、濃厚でずっしりとした味わいになります。
オレオチーズケーキ:冷蔵で1~2日
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レシピサイトやSNSでも話題になっている、オレオクッキーを使ったチーズケーキ。
基本的に、焼かないレアチーズケーキの分類ですので、あまり日持ちしません。
冷蔵庫で冷やし固めるのも、一晩以上、かかってしまいます。
オレオのサクサク食感も楽しみたいのなら、早めに食べきっちゃうのがおすすめ。
手作りチーズケーキの保存方法
常温での保存はNG!
どの種類のチーズケーキも、常温保存には向いていません!
これは、原料のチーズが常温だと傷みやすいから。
焼いたチーズケーキも粗熱を取ったら、冷蔵または冷凍保存するのがおすすめです。
冷蔵
チーズケーキは乾燥に弱いため、冷蔵庫に入れるときはラップに包んで密閉容器に入れて保存してくださいね。
チーズケーキがより、乾燥しないように、できればホールのまま冷蔵するのがおすすめ。
カットしない方が、空気に触れる面が少ないため、しっとり食感が長持ちします。
ですが、焼いたチーズケーキは型から外して冷蔵庫に入れてくださいね。
チーズケーキを冷やしてしまうと、型からキレイに取れなくなってしまいます。
カットした場合は、一つずつラップに包み、密閉容器かジッパー付きの保存袋に入れて冷蔵庫に入れてくださいね。
チーズは他の食品の匂いがつきやすいため、ニオイうつりを防ぐためにも、密閉容器に入れてから冷蔵庫で保存するのは重要です。
ちなみに、ラップにチーズケーキが付いてしまうのでは?と心配な場合は、クッキングシートをかぶせてからラップを使うとキレイな状態で保存できます。
冷凍
チーズケーキは冷凍すると、2~4週間ほど日持ちします!
レアチーズケーキも焼いたチーズケーキも、冷蔵保存に比べると、一気に日持ちする期間が長くなりますね。
おやつのストックとして長期保存に向いているんです。
チーズケーキを冷凍保存するときは、一切れずつカットし、クッキングシートをかぶせてから、ラップで包みます。
さらに、ジッパー付きの保存袋に入れ、しっかり空気を抜いてから冷凍庫へ入れてくださいね。
チーズケーキは冷蔵保存するときと同様、乾燥に弱いため、しっかり密閉するのがおすすめですが、一切れずつカットしてから冷凍した方が、解凍するときに便利です。
冷凍する場合の注意点
生クリームやフルーツでデコレーションしたチーズケーキは、冷凍保存はできません!
解凍したときに、生クリームの脂肪分が溶けだしてしまったり、フルーツから水分が出てベタッとしてしまいます。
また、一度解凍したチーズケーキは、再冷凍はしないでくださいね。
冷凍したチーズケーキを美味しく解凍する方法
冷凍したチーズケーキは、冷蔵庫でじっくり解凍します。
ケーキの大きさにもよりますが、4~6時間ほどが解凍の目安です。
好みもあると思いますが、チーズケーキは多少シャリシャリ食感が残っていても、アイスケーキのように食べることができます。
ちなみに、常温で解凍するのはおすすめできません。
チーズケーキは常温保存に向いていませんので、急いで解凍してしまうと、結露で傷んでしまう可能性があります。
手作りチーズケーキの消費期限ギリギリ!風味を復活させる小技
温める
ベイクドチーズケーキやスフレチーズケーキは、温めて食べても美味しいですよね!
電子レンジやトースターで軽く温め直すと、風味が復活する場合もあります。
冷たいままよりも、温かいほうが、甘味や濃厚さは感じやすくなりますからね。
生クリームやチョコレートソースをトッピング
電子レンジなどを使えない、レアチーズケーキはデコレーションして食べるのがおすすめ。
生クリームやチョコレートソースなど、甘味が強いものをトッピングして食べると、チーズケーキが多少風味が落ちていても、気にせず食べることができます。
手作りチーズケーキを少しでも日持ちさせるコツ
フルーツをゼリーでコーティング
チーズケーキを土台に、生クリームやフルーツでデコレーションしたい場合もありますよね。
デザートとして、自宅でサーブする場合は、自宅の冷蔵庫で保存できますが、プレゼントとして渡したい場合は、フルーツが傷まないか?気になりますよね。
そこで、少しでもフルーツを長持ちさせるために、表面をゼリーでコーティングするのがおすすめ。
フルーツを乾燥から防ぎ、みずみずしさを保ってくれます。
やり方はとっても簡単。
お湯で溶かしたゼラチンを、ハケなどを使ってフルーツに塗るだけです。
塗りすぎると、食感が悪くなってしまいますので、うす~く、ちょんちょんと塗る程度でOKです!
見た目もキラキラして、華やかでおいしそうになりますよ。
デコレーションは食べる直前に
チーズケーキは生クリームやフルーツ、アイスクリームなどとも相性抜群ですね!
デコレーションすると、まるでカフェメニューのような見た目に仕上がります。
ただ、デコレーションする場合、できれば食べる直前にするのがおすすめ。
生クリームやフルーツの水分で、ベタベタになると美味しくなくなっちゃいますからね。
また、デコレーションしたチーズケーキは、当日中に食べきって!
手作りチーズケーキを持ち運びする場合も冷蔵で!
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手作りチーズケーキをプレゼントする場合、持ち運びのあいだにチーズケーキが傷んでしまわないか、心配ですね。
自宅で保存するときと同様、持ち運びするときも、保冷バッグや保冷剤を活用して、できるだけ冷たい状態で持ち運んでくださいね。
寒い季節なら常温でも平気かな?と思っちゃいますが、電車や車、建物の中は暖房がきいていて暑いこともありますよね。
長時間の持ち運びが心配な場合は、冷蔵ロッカーにいったんチーズケーキを預けちゃうのもおすすめです。
ロッカーに入れちゃった方が、持ち運びしているときの型崩れも気にしなくて大丈夫ですね。
チーズケーキの賞味期限と消費期限の違いとは?
賞味期限は、美味しくなく食べられる期限。
消費期限は、安全に食べられる期限。
です。
今回ご紹介したチーズケーキの日持ちは、「賞味期限」の方です。
消費期限としては、火が通っているベイクドチーズケーキなどは、1週間ほどは冷蔵庫で保存できます。
ですが、1週間も経ってしまうと、味も風味も落ちてしまい、美味しくなくなってしまいます。
3日以内に食べきれないときは冷凍保存がおすすめです。
また、プレゼントとしてチーズケーキを渡したい場合は、3日以内に渡して「早めに食べきってね!」と伝えると、美味しく食べてもらえます。
焼き立てのチーズケーキも熱々で美味しいですが、しっかり冷やして味を落ち着かせた方が、チーズケーキの濃厚さを感じることができます。
つまり、渡す直前にチーズケーキを作り、翌日にプレゼントするのがベストのタイミング!なんです。
チーズケーキは材料を混ぜて焼くだけ!というシンプルな作り方ですので、お菓子作り初心者でも、比較的挑戦しやすいレシピ。
クリスマスやバレンタイン、ハロウィンや誕生日などにプレゼントするのにも最適ですよね。
レシピは比較的簡単ですが、チーズを使っている分、傷みやすいお菓子です。
せっかく作ったチーズケーキ。
保存のコツをおさえて、美味しい状態でプレゼントできるといいですね。
チーズケーキの賞味期限切れ!腐るととうなる?
保存状態が良くなかったり、粗熱処理がきちんとできていない場合など、手作りチーズケーキは冷蔵で一週間持たないこともあります。
チーズケーキが腐ってしまうと、
- 見た目
- ニオイ
- 味
全てが変化します。
いちばん分かりやすいのは見た目ですね。
チーズにカビが生えてしまったり、保存に失敗して結露ができて色が変わってしまった場合は、破棄するしかありません。
次に、ニオイです。
チーズが腐ると、酸っぱいようなツンとしたニオイがします。
最後に、味。
チーズが酸化すると酸味が強くなりますし、ネバついたり舌がピリピリするときは、絶対に食べないでください!
せっかく作ったチーズケーキ。
捨てるのは勿体ない・・・と思うかもしれませんが、お腹を下してしまっては大変。
また、市販のチーズケーキと違い、やはり家庭で作ったチーズケーキは温度管理や無菌状態で作るのは難しいんです。
また、いくら冷蔵庫に入れていても、家庭用の冷蔵庫は温度が高めの場合もあります。
菌が増殖しない温度は5度以下と言われています。
家庭用の冷蔵庫は、7~10度ほどに設定されている場合がありますので、保存する前に、一度確認してみてくださいね。
まとめ
チーズケーキは比較的簡単に作れますので、お菓子作りの初心者でも挑戦しやすいレシピですね。
焼き加減やデコレーション、クリームチーズの量などを調整することで、自分好みのチーズケーキを作ることもできますね。
さらに、クリスマスやバレンタイン、ハロウィンや誕生日など、ホームパーティーで振る舞ったり、プレゼントとして渡すと喜ばれるスイーツの代表。
生クリームのケーキよりもチーズケーキは甘すぎないため、甘い物が苦手な人にもプレゼントしやすいんですよね。
ですが、やはりチーズケーキのメインの材料はチーズ。
チーズはどうしても傷みやすい材料ですので、保存には気を付けなければいけません。
それでは、チーズケーキの保存ポイントです!
チーズケーキは冷凍保存にも適していますので、食べきれなかった場合は、早めに冷凍庫に入れちゃった方がいいですよ。
賞味期限ギリギリのチーズケーキを冷凍保存しても、結局味が落ちたまま、冷凍されちゃうことになりますので。
チーズケーキは焼いた日よりも、翌日の方が味が落ち着いて、濃厚でずっしりとした味を楽しむことができます。
特にプレゼントで贈る場合は、美味しい状態で渡したいですね。
その他、手作りのクッキーやカップケーキなど、手作りお菓子の定番メニューの日持ちや保存のコツを別の記事にまとめています。
手作りお菓子の食べごろや、持ち運びに崩れないラッピングアイデアもご紹介していますので、プレゼントを考えている方は、あわせてチェックしてくださいね。
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