「3歳なのにまだオムツ?」とまわりに言われてしまったり、幼稚園の入園を控えていたりすると、プレッシャーですよね。
親も「3歳なのにトイトレ上手くいかない」と悩んじゃいますよね。
トイレを嫌がったり泣き叫んだりされると、ホント大変。
こっちが泣きたくなっちゃいますし、もう何から手を付けたらいいのか、わらなくなっちゃいますね。
そんなときは、焦らぜまずは親が落ち着いて。
そして、スモールステップで子供が嫌がる原因を排除していきましょ。
- トイトレの何がイヤか?探ってみる
- 小さな成功体験を積み重ねる♪
- トイレの環境を整える
- トイレに誘うタイミング&声掛けを工夫
- 子供にパンツを選んでもらう
- 便利アイテムの活用
- 失敗したときこそチャンス!
イライラする気持ち、焦ってしまう気持ちもわかりますが、トイトレは親がゆったりとした気持ちで取り組むのも大事ですよ。
親自身のストレスを排除する、負担を軽くすることも大事だよ。
3歳児のトイレトレーニングを成功させるコツ7つ
トイトレの何がイヤか?探って解決!
まずは、トイレトレーニングの何がイヤなのか?子供に探ってみて。
理由を聞くときは機嫌のいいときにしてみてくださいね。
また、気を付けたいのが聞き方。
3歳ぐらいになると、だいぶ言葉も発達してきますが、まだまだ自分の気持ちは上手く伝えられません。
そこで、漠然とした聞き方ではなく、「トイレは好き?嫌い?もしかしてこわい?」など、具体的にヒアリングしてみて。
- ズボンを脱ぐのがイヤ
- トイレの水がはねるのがイヤ
- トイレがくさい
などなど、子供によって理由はさまざまです。
まずは嫌がる原因を探って、ストレスを排除してあげて。
これが案外、トイトレがスムーズに進むきっかけになります。
小さな成功体験を積み重ねる♪
わが家の息子で効果絶大だったのがコレ。
大人でも、小さな成功体験を積み重ねていくと自信につながりますよね。
- ズボンを脱げた、履けた
- トイレに座れた
- トイレットペーパーをちぎれた
- トイレの水を流せた
などなど。
実は、トイレトレーニングと一言で言っても、大事なステップがいくつもあるんですよね。
トイレで排泄できることだけが、ゴールじゃないんですね。
トイレの環境を整える
子供にとって、トイレって大きいんですよね。
そのため、
- 補助便座
- 台座
は必須アイテム!
子供が排泄しやすいように環境を整えることはとっても大事です。
うちの子たとは二人とも、アンパンマンの補助便座でルンルンでした~。
台座に関しては、小さい椅子で代用も可能ですよ。
わたしの友だちは、牛乳パックで手作りした!と言ってました。
あとは、トイレを清潔にしておくのも大事ですよね。
ニオイが気になるなら、芳香剤を置く手も。
ですが、あまり香りが強いものだと、かえって子供が嫌がることも多いので、脱臭効果のあるものがおすすめです。
最近は、こんなスタイリッシュな形の脱臭剤もあるんです。
お値段は高めですが、3か月使える!と考えると、優秀ですね。
シンプルなデザインですし、トイレだけじゃなく、玄関やクローゼット・冷蔵庫の中にも置けます。
あとは、トイレの壁に子供の好きなキャラクターを貼ったり、ご褒美シールを用意したり、楽しい空間にしてあげてくださいね。
トイレに誘うタイミング&声掛けを工夫
トイレに誘うタイミングはすごく重要!
頻繁にトイレに誘われ過ぎて、ストレスになってしまうことも少なくありません。
まずは、1日に数回、トイレに行くタイミングを決めておくと、親も実は気楽です。
- 朝起きたらすぐ
- 出かける前
- お昼寝のあと
- お風呂前
- 寝る前
比較的、おしっこが出やすいタイミングでトイレに誘うことが出来れば、トイレでのおしっこも成功しやすいです!
やはり、寝起きは絶好のチャンスですね。
特に、お昼寝中にオムツが濡れてなかった場合、高確率でトイレが成功します!
うちの子で、いちばんトイレが成功しやすかったのが、実はお風呂前。
お風呂前に全裸になると、やはり開放感があるのか?シャーっと出ちゃうことが多かったんです。
そこで、お風呂前にトイレに誘うようにしたら、かなり成功率が高かったんです。
これで本人も自信が持てたようです。
また、トイレに誘うときも「いっておいで」ではなく「いっしょに行こう!」と明るく声をかけるのがおすすめです。
「トイレまで競争!」とかも、よくやってました~。
子供にパンツを選んでもらう
お兄さん・お姉さんパンツは子供にとっては憧れ!なんですよね。
早くオムツを卒業して、かっこいい・可愛いパンツを履きたい!という気持ちはモチベーションがアップするんですよね~。
パンツはぜひ、子供といっしょにお店に選びに行って。
キャラクターデザインのパンツはちょっと割高ですが、子供のやる気につながるなら、奮発してもいいと思いますよ。
便利アイテムの活用
どうしてもトイトレが上手く進まないとき、便利アイテムを活用するのも一つの手です。
- トイトレのアプリ
- おしっこシート
ユニ・チャームが提供しているトイトレアプリが一番人気。
トイレの記録をできるだけじゃなく、ムーニーちゃんのキャラクターがトイレに誘ってくれたりします!
次にご紹介するのがおしっこシート。
トイレでおしっこをすると、シートに絵が浮き出ます!
遊び感覚でトイレに行けるため、成功率も高めです。
ただ、子供によっては「トーマスが流れていった…」と泣いちゃう子もいるようです…!
失敗したときこそチャンス!
トイトレがなかなか進まず、子供が失敗してしまうとイライラすること、ありますよね。
わかります、わたしも片付けが大変なのでムッとしちゃいます。
ですが、失敗したときこそ、実はチャンスなんです!
失敗すると、パンツが汚れるイヤな感覚を子供は体験しますよね。
このとき、「出そうだな、って感じた?」と優しく聞いてみて。
子供が「うん」と答えたら、「じゃあ次はトイレ行こうね」と教えてあげてくださいね。
親がイライラして、威圧的な聞き方をしてしまうと、親の顔色をうかがって素直に答えられなくなってしまいます。
失敗は成功のもと!
また一つ、学んだと思えば、イライラも減るハズです。
何がイヤ?トイトレを嫌がる理由はコレかも!
イヤイヤ期だった
2~3歳までのイヤイヤ期、手ごわいですよね~。
トイレトレーニングってイヤイヤ期とも重なる時期ですので、これだけで難易度がグンと上がってしまいますね。
何を言っても「イヤ!」の一点張り。
そんなときは、イヤイヤ期が過ぎるのをじっと待つのもいいですよ。
実は、トイレトレーニングって早く始めたから早く終わるものではないんです。
2歳からスタートしても、1年以上かかる子もいますし、3歳で始めて1か月で終わっちゃう子もいるんです。
トイレトレーニングの時期を見極めるのも大切なことですね。
遊びを中断された
子供が夢中で遊んでいるときや、テレビを観ているときにトイレに誘うのはNG。
大人だって、没頭しているときに中断されたらイヤな気持ちになりますよね。
子供もいっしょ。
トイレに誘うタイミングを考慮してあげて。
ただ、あまりにも遊んでる時間が長くておしっこが2~3時間出てないときは、切りのいいところで遊びを中断してみて。
トイレがこわい
トイレが薄暗かったり、換気扇の音が大きかったりすると、子供は気になってトイレをこわがってしまうことも。
できる範囲で環境を見直してあげて。
失敗したときにキツく叱った
トイトレがなかなか進まなかったり、失敗が続いてしまうと、つい怒ってしまうこともありますよね。
外出先でのおもらしも大変ですよね。
ですが、キツく叱ってしまうと、「失敗しちゃいけない」「怒られたくない」という気持ちばかりになってしまい、完全にオムツに逆戻りする子も。
トイトレは、親がどっしりとした気持ちで臨むのも大切。
もし、イライラしてしまったときは「自分も小さかったときは、たくさん失敗したんだろうな」と考えると気楽になります。
トイレに何度も誘われるのがストレス
遊びやテレビを中断されたり、トイレに行きたくないのに何回もトイレに誘われると、子供だってストレス感じちゃいます。
1日に数回、トイレに行くタイミングだけ決め、あとは子供に任せる!という方法もおすすめ。
パパママに余裕がない
仕事や家事に疲れていたり、悩みやストレスを抱えている状態だと気持ちに余裕が無くなりますよね。
特に、お仕事しながら子供のトイトレに付き合うのって大変ですよね。
まずは、パパママ自身のストレスを排除することも大切。
完全にストレスを解消するのは難しいかもしれませんが、少しでも他の部分での負担を軽くする!という方法も有効です。
代表的なのが家事ですね。
ロボット掃除機や食洗器を導入したり、ネットスーパーや家事代行を活用すると、労力が軽減されますね。
ネガティブな声掛けしてない?
きょうだいやお友達と比べて「もうこの時期にはみんな出来ていたのに」などと子供に言ってませんか?
親が焦ると子供にも伝わってしまいますし、ましてや、言葉にして直接伝えるのはNG。
トイトレは、絶対に他の子と比べないで。
また、人格を否定するような「ダメな子」「まだ赤ちゃんね」などのワードもNGですよ。
もう3歳なのに…と思わなくて大丈夫
もう3歳なのに…って思うと、トイトレ進んでないことに不安を感じるよね。
たしかにね。でも、個人差が大きいから気にし過ぎないで。
失敗しても叱らない、成功したら大いにほめる!
コレが大事だよ。
おしっこはトイレで出来るのに、うんちはなかなか成功しないんだよね。
おしっことうんちは使う体の機能が異なるから、別物として考えて。
モンテッソーリ教育では、トイレトレーニングじゃなく「トイレットラーニング」って言うんだよ。
トイレは訓練じゃなく、学び!っていう考え方なんだね。
親もトイトレのこと、学ばないといけないね!
トイトレは、早く始めたから早く終わる!ってワケでもないしね。
子供のタイミングを大事にしたいね。
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