学区や引っ越しなどの関係で、保育園・幼稚園からのお友だちが誰もいない小学校へ進学する子もいますよね!
わが家も、娘の就学に合わせて引っ越しをしたため、入学当初はお友だちも知り合いすらもいない状況でした。
本人も、初めての学校生活に知ってる子もいない状況。
期待よりも不安が大きかったと思います。
だけど、親の心配をよそに、入学式の翌日にはお友だちが出来たんです!
子供の適応能力ってすごいですね。
もちろん、子供自身の性格にもよるかもしれませんが、子供のたくましさには驚かされます。
新しい環境に馴染むのは、大人よりも子供の方が早いですね。
だから大丈夫です。
子供の力、信じてあげてくださいね。
保育園から同じ小学校へ行く友達がいなかった
わが家は娘の就学に合わせて引っ越しをしたため、保育園から同じ小学校へ通う子は一人もいませんでした!
さらに引っ越したばかりで知り合いもいない状況。
それでも、入学式の翌日には友達が出来た!と嬉しそうに教えてくれたんです。
友達が出来たきっかけ
娘が小学校で出来た最初のお友だちは、隣の席の女の子。
休み時間、お友だちもいなくて暇だな~、と思っていた娘は、下敷きをペコペコ折り曲げて遊んでいたそうです。
そうしたら、隣の子が「ふふっ、何やってるのー?面白そう!わたしも一緒にやる!」と話しかけてくれたのがきっかけで、一気に仲良くなったそうです!
ホント、ささいなきっかけですね。
だけどコレでグンと距離が縮まり、放課後や休みの日なども遊ぶほど、仲良しの関係に。
クラスが離れた年もありますが、それでも仲良しの関係は続いています。
お互いの最初の印象、良かったのかもしれませんね。
他にも!保育園からの友達がいない小学校へ行った子
うちの娘が通っていた保育園は、わりとみんなバラバラの小学校へ入学しました。
引っ越しをしていなくても、学区などの関係で「一人だけ」という子、割と多かったんです。
保育園を卒園したあとも、割と仲のいいクラスだったため、年に数回、集会所を貸し切って集まる機会があり、小学校のことをいろいろと聞く機会がありました。
同じクラスになるとは限らない
たとえ、同じ保育園から小学校へ入学したお友だちがいたとしても、同じクラスになるとは限らないんですよね!
むしろ、話を聞いていると離れちゃうことが多いのかな?と感じました。
学校の授業は基本クラス単位で行われるため、クラスが離れちゃうと話す機会も減ってしまうんですよね。
そのため、保育園からの友達が同じ小学校にいたとしても、絶対に安心!というワケではないんですね。
安心するのは最初だけ
友達や知り合いがいて安心感を覚えるのは、正直最初だけです。
子供の交友関係も、行事やクラス替えでコロコロ変わります。
正直、わたしは娘が小学生になってから、仲良しの子を把握しきれていません。(笑)
うちに遊びに来たり、放課後も一緒に遊ぶほど仲良しの子はさすがにわかりますけどね。
むしろ交友関係が広がらない!?
一部のママからは、こんな話を聞いたことがあります。
「ずっと保育園のころからお友だちだった子とばかり遊んで、全く交友関係が広がらない」と。
良くも悪くも仲良し過ぎて、他の子とも仲良くなれるように話しかけてみよう!と思わないのかもしれませんね。
このままだと、クラス替えが不安…ですが、それはそれで子供自身が乗り越えるので、実は心配し過ぎなくても大丈夫なんです。
頼りになる上級生!
娘が小学生になって気づいたのが、上級生の素晴らしさ!
まだ学校生活に慣れない一年生のために、基本、一年生のクラスの給食や掃除の時間には六年生の子たちがサポートに来てくれるんです!
頼りになるお兄さんお姉さん!
給食や掃除のやり方だけじゃなく、学校での色んなことを教えてもらったそうです。
たしかに、全てを先生がサポートするのはムリなんですよね。
だけど逆に、子供同士だからこそ、リラックスして話が出来て、いつの間にか上級生の子たちとも仲良くなった娘。
朝も集団登校だったため、同じ班の上級生の子たちには本当にお世話になりました。
同じ学年の子ばかりではなく、他の学年との交流も盛んなのは、小学校のいいところですよね!
しかも、娘自身が高学年になるに従い、自分がしてもらって嬉しかったことを下の学年の子にしてあげよう!という優しい気持ちも育まれました。
親では教えてあげることの出来ないことですね。
小学校に慣れるまで親は見守るしかない
「お友だち出来るかな?」の他にも、授業はちゃんと聞いてる?忘れ物はしてない?などなど、子供の学校生活、気になりますよね。
新しい環境に慣れるため、親も大変ですが、やっぱりいちばん頑張ってるのは子供自身。
必要以上に、
- もうお友だちは出来た?
- 宿題やった?明日の準備は?
- 先生のお話、ちゃんと聞いてる?
などとアレコレ口出しするのはよくありません。
「早くお友だち作れるように、もっと頑張らないと」などの声掛けはプレッシャーになってしまうこともあります。
小学生になると、保育園・幼稚園以上に子供の生活が見えにくくなるので心配だとは思います。
だけど、子供には子供の世界があります。
親は見守るしかないんです。
それに、
- 友達と仲良くする
- 授業をしっかり受ける
- 宿題など忘れ物をしないようにする
は、本来子供自身が自分で悩んで試行錯誤して乗り越えるべき問題なんです。
親が子供の代わりに心配して、問題を解決しようとしなくても大丈夫なんです。
コレを「問題所有の原則」というのですが、子供が悩むべき問題を親が取って代わることのないよう、気を付けて。
もちろん、子供がお友だちのことで悩んでいることを打ち明けてくれたり、宿題や学校の準備を手伝って欲しい!と言ってきたときは手助けしてOK!
ただ、このときもアドバイスや解決策を親から提示するのではなく、話の聞き役に徹してあげて。
実は意外と、解決策は子供自身でわかっている場合も。
ただ話を聞いて共感して、味方してくれる人がいる!ということを感じることができると、子供はまた外の世界(学校)で頑張ることが出来るんです。
大人だって、ただただ話を聞いて欲しいこと、ありますもんね。
小学校での親同士の付き合いとは?
保育園や幼稚園から同じ小学校へ行く友達がいない場合、実は親自身も知り合いがいないことにさみしさを感じるんですよね。
小学校でのちょっとした悩みや疑問を気軽に相談できる相手がいないのは、ちょっと不安ですよね。
だけど、小学校での親同士の付き合いってどれぐらいあるのでしょうか?
保育園だと、基本みんな働いているため、割とドライな関係でしたよね。
ですが小学校に入ると、色んなご家庭がありますね。
ママ友いなくても、大丈夫かな!?と実はわたしも最初は気になってました。
が、結論、ママ友はムリに作ろうとしなくても大丈夫です!
実は、わたし自身も特別親しいママ友は未だにいません。(現在娘は小4)
だけど、気の合うママやいろいろと教えてくれる先輩ママなど、頼れる人は周囲にいます!
しかも、そういう人は不思議と自然にあらわれるんです。
子供同士が仲良しだから、親同士も仲良くしなきゃ…なんてことはありません!
子供の付き合いと親同士の付き合いは、むしろ混同しないほうがいいです。
中には、幼稚園や保育園から同じ小学校に通う子がいなくて、親同士の面倒な付き合いからも開放されてラクになった!なんて方もいらっしゃいます。
まとめ
保育園や幼稚園から同じ小学校へ通う友達がゼロなのは心配ですよね。
だけど、子供の順応性は本当に素晴らしいです!
あっという間に小学校に慣れて、すぐにお友だち作っちゃいます。
親が、小学校にあわせた新しい生活スタイルに慣れるよりも、はるかに早く馴染みます。(笑)
それに、小学校低学年の時期は交友関係はコロコロ変わります。
行事やクラス替えなどをきっかけに、ガラッと変化します。
もちろん、変わらずにずっと仲良しの子もいますけどね。
むしろ、誰も知り合いがいない方が、自分から積極的に友だちを作ろう!とするため、交友関係も広がりやすいかもしれません。
親は見守るしか出来ず、歯がゆい時期が続くと思います。
だけど家は家で、子供がリラックスして過ごせる場所を作ってあげることが、本当に大切です。
家でのんびりゆったり出来て、いつでも帰れる場所と自分のことをいちばんに分かってくれる親の存在は、子供にとって大きいものなんです。
しっかり休むことが出来れば、また外の世界(学校)で頑張ろう!と思えるのが子供なんです。
▼関連記事▼
コメント