授乳は、15~20分ほどで切り上げましょう!というのをよく聞きますよね。
ですが実際、新生児の赤ちゃんを育てていると、授乳に1時間以上もかかってしまうこと、あるんですよね!
「母乳は赤ちゃんが欲しいだけ飲ませてもOK」と言われていますが、1時間以上も吸っていると「飲み過ぎなのでは?」「いや、もしかして母乳が出てないのでは!?」と不安になっちゃいますよね。
それに、授乳が長い原因は、以下の3つが当てはまると言われています。
- 授乳の姿勢が悪い
- 赤ちゃんが飲むのが下手っぴ
- 母乳の出がよくない
う~ん、なんだか母乳育児に対して、自信がなくなっちゃいそうですよね。
ですが、わたし自身もいろいろと調べながら母乳育児を経験してみて、授乳時間が長い理由は、こちらの2つの方がしっくりきました!
- 甘えたい
- 満腹中枢が未発達
赤ちゃんって、母乳から栄養をもらう以外にも、ママにくっついて甘えたくて離れないこともあるんです。
さらに、新生児の赤ちゃんは「お腹いっぱい」という感覚がないため、疲れるか眠くなるまで母乳を飲み続けるよう、インプットされていたんです!
決して、授乳に時間がかかるのは悪いことじゃないし、珍しいことでもなかったんですね!
母乳が足りているかどうか、見分ける方法もご紹介します。
授乳時間が長い赤ちゃん本当の理由は2つ!
授乳時間が長いと、ママは一日中赤ちゃんを抱っこしてくっついていなきゃいけないので、大変ですよね。
本当は、家事もしなきゃいけないのに、自分の食事すらゆっくり取れず、トイレにすらなかなか行けないんですよね。
わたしも、ほぼ毎日納豆ご飯と味噌汁の日が続いた時期があります・・・!
「どうしてこんなに授乳に時間がかかるんだろう?もっと短時間で飲んで、寝てくれたらラクなのにな・・・」と思ってました。
特に、夕方の時間帯に離れないことが多く、授乳に1時間以上かかることも珍しくありませんでした。
ですが、赤ちゃんはさみしくて甘えたいから、ママにスキンシップを求めていたんです!
授乳は、赤ちゃんとママが自然にスキンシップできる方法ですからね。
そのため、ミルクを飲ませたからと言って、必ず寝てくれるワケではないんです!
わたしも、「赤ちゃんが甘えている」ということがわからず、授乳に時間がかかって疲れて、思い切ってミルクを足しても全然寝てくれず、結局また授乳をしてやっと離れてくれる・・・というのを何度も繰り返しました。
疲れた時は、ミルクに頼るのがいちばんなんですが、「ミルクを足したから寝るとは限らない!」という落とし穴があったんです・・・!
生後3か月ほどまでは、「お腹いっぱい」という感覚が未発達なため、ミルクを飲んでお腹いっぱいになったらから寝る、という方法が通用しなかったんです!
授乳時間が長いのは珍しいことじゃなかった!エピソード
新生児の赤ちゃんは、「ママとくっついていないと不安になっちゃうんだよ」というのを産院の助産師さんに教えてもらいました。
ずっとママのお腹の中にいて、外の世界に出てきたばかりの赤ちゃん。
不安で仕方ない気持ちになっちゃうのは、実は当たり前なんですね。
さらに、最初から母乳がたくさん出て、飲み方も上手な赤ちゃんなんて、いないんです。
二人目以降の出産なら、母乳の出は早いかもしれませんけどね。
ですが、母乳は赤ちゃんの吸う刺激でやっと生産されて出てきます。
赤ちゃんも、最初から上手に母乳を飲むことはできません。
授乳の姿勢や、赤ちゃんがきちんと吸い付いているか?は、ママと赤ちゃんがいっしょにトレーニングしていくしかないんですね。
もちろん、産院に入院している間に、助産師さんにこまめにチェックしてもらうのがいちばんです!
退院したあとでも、産院や母乳外来、自治体の助産師さんに相談できますので、ぜひ、活用してくださいね。
わたしも、自治体の育児相談は積極的に活用してました!
ささいな悩みも、人に聞いてもらうことで軽くなりますからね。
ちなみに、わたしが産院に入院中、授乳に1時間も2時間もかかってしまい、不安で助産師さんに相談しました。
すると、「あら!この子もなのね!今、他の部屋でも赤ちゃんがおっぱい星人になって張り付いてるわよ~!」と言われました。
「あっ、他のママも頑張ってるんだ!うちだけじゃなかったんだ~!」と妙に安心したことを覚えています。
新生児の時期は、授乳に時間がかかっちゃうのはよくあること!と割り切ると少し気持ちがラクになります。
授乳時間が長い!母乳不足かどうかチェックする方法
授乳に時間がかかることは珍しくないこと!
生後3か月ほどになってくると、満腹中枢が発達してきて、赤ちゃんが自分で「お腹いっぱい」がわかるようになってくると、付き合いやすくなってきます♪
ですが、それまでは本当に母乳不足じゃないのか?わかりませんよね。
健診のタイミングや育児相談などで体重を測ることぐらいでしか、判断できないため、日々の育児で不安になること、ありますよね。
そんなとき、自宅で母乳が足りているかどうか、簡単に見分けられる方法を知っていると便利です!
1回に汚れるオムツの面積が、左右の親指と人差し指で円を作ったときの大きさ以上。
回数は、1日6~8回以上。
書籍「最強母乳外来」より引用
授乳時間が長くても、母乳が出ていれば、その分きちんとおしっこも出ます!
おしっこの回数だけではなく、量も気にしてみてくださいね。
特に、暑い時期は脱水にも注意したいところ。
母乳だけにこだわらず、ミルクを足してあげてくださいね。
あとは、赤ちゃんの肌ツヤが良ければ、母乳は足りている!とも言われています。
ただ、赤ちゃんは肌が弱いため、ちょっとした乾燥や紫外線でも肌荒れしちゃいますよね。
新生児ニキビや、暑い時期はあせもも気になりますし。
肌に関しては、外的要因も強いため、一概に判断はできないと思いますが、一つの目安として知っていると安心です。
まとめ
授乳時間がダラダラと長いと、ママは体力的にも精神的にも辛くなってしまいますよね。
思うように家事や身の回りのことができず、イライラしてしまったり、赤ちゃんが母乳を飲めてないのでは?と心配になってしまったり。
ですが、「仕方ないこと」と割り切って、上手く付き合っていくしかありません。
わたしの場合、長時間の授乳はこの方法で乗り切ってました!
- 好きな音楽で気分を切り替える
- 長丁場を覚悟して手元にいろいろ揃える
- 添い乳を取り入れる
- 散歩に出かける
- 家事は手抜き!
- 育児記録はテキトーに
他にも、赤ちゃんのタイプによって、授乳が長くなってしまう場合もあります。
体力がない子は少しずつしか飲めないため、授乳時間が長くなってしまいますし、逆に体力がある子は、疲れるまで母乳を飲み続けるので、やはり授乳が長くなります!
詳しくは、別の記事でもご紹介しています。
わたしも母乳育児に苦労して悪戦苦闘しましたが、まわりや育児書とは比べずに、ママと赤ちゃんのペースを大事にして欲しいと思います。
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