完母で育ってきた赤ちゃんが、0歳クラスで保育園へ入園することが決まった場合、「ミルク飲まないけどどうしよう!?」と思っちゃいますよね。
0歳児は、まだまだ母乳またはミルクからの栄養が必要なため、保育園でミルクを飲むことになります。
そのため、「ミルクを飲めるようにトレーニングしてくださいね」と入園前の説明会で指導されることも。
ですが、完母で育ってきた子にミルクを飲ませるのはとっても大変!
うちの子も、哺乳瓶拒否!だったので、完母で育ちました。
でも、意外とミルクを飲ませる方法、いろいろとあるんです!
それに、ミルクを嫌がるというより、哺乳瓶拒否!の子の方が断トツに多いんです。
保育園によっても、哺乳瓶以外でもいいからミルク飲めればOK!という場合がほとんど。
哺乳瓶以外でミルクを飲ませる方法とコツをご紹介します!
保育園でミルク飲まないとどうなる?
0歳クラスで保育園に入園する場合、ミルクが飲めないとNGの場合もありますよね。
ですが、哺乳瓶でミルクが飲めなくても、意外と預かってもらえる場合もあるんです!
- 離乳食がスタートしている
- スプーン・スパウト・ストローマグ・コップなどでミルクを飲める
離乳食がスタートしていれば、母乳やミルク以外から栄養を摂れるようになってますね!
ミルクも、哺乳瓶拒否!で飲めなくても、哺乳瓶以外のものから飲むことができればOKという園もあります。
哺乳瓶拒否で、ミルクのトレーニングが上手く進まない場合は、一度保育園に相談してみて。
意外な解決策を教えてもらえるかもしれません。
粉ミルクを飲めるようにする方法4選
スプーンで試してみる
「スプーンで粉ミルクを与えてみたら飲んでくれた!」という赤ちゃん、結構多いんです。
離乳食を与えるタイミングで試してみて。
スプーンでもいいから飲んでくれたということは、やはり哺乳瓶が苦手!ということ。
逆に、ミルクの味は嫌いではない!ということになりますね。
とはいえ、スプーンだと飲むことができる量がごくごくわずかですね…。
次は、一度にもっとたくさんのミルクを飲む練習へステップアップが必要!ですね。
ただ、スプーンですらミルクを飲んでくれない…!となると、つまづいた気分になっちゃいますね。
まずは、少しずつミルクの味に慣れてもらう!という意味で、ミルクを使った離乳食レシピに挑戦するのもおすすめです。
手軽なのは、ミルクがゆ・ミルクパンがゆ、あたりです。
スパウトで飲ませる
スパウトは、哺乳瓶からストローマグへ移行するための練習用アイテムですね。
本当はミルクを卒業して、水や麦茶を飲めるようにするためのアイテムなんですが、逆転の発想で使ってるママも意外といらっしゃいます!
哺乳瓶とほぼ同じ要領で吸うことができるため、成功率が高めなんです。
しかも、こぼれにくいのも嬉しいポイント!
ミルクをこぼしてしまうと、どうしても口まわりのかぶれが気になるんですよね。
家なら、パパやママがこまめに拭いてあげることができますが、保育園だとそこまで対応してもらえない場合も。
こぼれにくいものを選ぶのもポイント。
ストローマグに挑戦
スパウトは哺乳瓶に近い形状のため、中にはイヤがる赤ちゃんも。
それならば、いっそのことストロー飲みに挑戦させるのもアリです!
いつかは、ストローで飲めるようにならなきゃいけないですからね。
ストロー飲みはコツをつかんでしまえば、意外と簡単です!
まずは、ストロー付きの紙パックでベビー麦茶を用意してください。
紙パックのまま赤ちゃんにくわえさせ、大人が少し紙パックを押してあげるんです。
紙パックを押すと、飲み物が出ますよね?
赤ちゃんも体験できると、出来るようになるまでがものすごく早いです!
うちの子供たちも、この方法で3日ほどでストロー飲み出来るようになりましたよ。
紙パックのストローで飲むことができれば、ストローマグへの移行もスムーズです。
思い切ってコップ飲み
スプーン飲みは出来たけど、どうしてもスパウトもストローマグも上手くいかない…という場合、思い切ってコップ飲みにしちゃうのもアリです!
コップ飲みするときは、まずは赤ちゃんが「ごっくん」と一口で飲める量だけ入れます。
うまく出来たら「こっくん、ごっくん」と二回分。
次は三回分…と、少しずつ少しずつ量を増やしていきます!
これなら、もしこぼしてしまっても被害は最小限ですし、少量からスタートすることができます。
焦らず少しずつ、量を増やしてみてくださいね。
他にも!ミルクを与えるタイミングを工夫する
- 授乳の30分前にミルクを与える
- 喉が渇いているタイミングで与える
ミルクを飲まない場合、与えてみるタイミングも重要です。
いつも母乳をあげている時間の30分前ぐらいにミルクをあげてみて。
「お腹が空いたら母乳じゃなくても飲むのでは?」と考えてしまうんですが、逆なんですよね。
お腹が空いて機嫌が悪いと、ますますミルク拒否!になってしまいます。
そんなときは、諦めて母乳を飲ませるしかないんですよね。
そのため、お腹が空く前、いつも授乳している時間より30分ほど早めにミルクをあげると飲んでくれる可能性が高くなります!
他にも、お風呂上りや外遊びから帰ってきたタイミング。
お腹は空いてないかもしれませんが、喉が渇いていれば、母乳よりもゴクゴク簡単に飲むことができるミルクに食いつくかも!?しれません。
普段から、赤ちゃんをよく観察することも大事ですね。
保育園でのミルクはいつまで必要?
1日3回食+おやつを食べられるようになってる頃には、ミルクは不要!と言われています。
保育園も同じで、だいたい1歳過ぎたころから、少しずつミルクを減らしてくださいね!と言われるところが多いんです。
1歳過ぎていれば、牛乳を飲むことができるようになってますからね。
保育園のおやつでも牛乳は出ますので、飲めるようになってると安心ですね。
ただ、一気にミルクを減らすのではなく、最初の一週間はミルクと牛乳の量を半分ずつ。
徐々にミルクを減らして、牛乳の割合を増やしていく…というスケジュールです。
まとめ
せっかく保育園の入園が決まっても、ミルクが飲めないと心配!ですよね。
慣らし保育から抜け出せず、退園になってしまった…なんて話もありますし。
ですが、ミルク拒否の子は哺乳瓶がイヤ!という場合がほとんど。
さらに、保育園によっては哺乳瓶以外でもいいからミルクを飲めればOK!という園もあります。
もし、トレーニングしても上手くいかない…という場合、一度入園予定の保育園へ相談してみて。
それに、ミルクのトレーニングをしたい!と思っても、どうしてもママじゃ上手くいかない場合も。
というのも、やはりママ=母乳をくれる!ということが赤ちゃんもわかっているため、ママからミルクは飲まない!という子も多いんです。
パパや祖父母、そして保育士さんにも協力してもらえながらミルクのトレーニング進めてみてくださいね。
ただ、保育園へ入園したあとは、完全ミルクに切り替えるのか、それとも母乳との混合を続けていくのか…?も悩むポイントですよね。
わが家の場合ですが、保育園入園後も母乳を続けてました!
正直、大変だったこともありますが、振り返ると、卒乳までがんばったこと自体は親も子も意義があったのかな?と思ってます。
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