里帰り出産するかどうか、悩みますよね。
里帰りした方が、親のサポートを受けやすいですし、実家でのんびり過ごすことができるので産後の不安も軽くなりますよね。
ですが、里帰りするとなると、産院を変えなければいけない問題や、仕事との兼ね合い、さらに上の子がいる場合は、保育園や幼稚園の問題など、クリアしなければいけないことがたくさん。
わたしの場合、産休まで仕事をしていたこともあり、また実家は田舎で産院の選択肢がなかったため、里帰りしないことを決めました。
結果、わが家の場合、実母が1か月ほどサポートに来てくれたため、里帰りしなくても産後の大変な時期を乗り越えることができました!
結果的に、里帰りしない方が生活環境も変わらず、自宅でゆっくり過ごせたのはよかったなぁ、と思います。
わたしが里帰りしなかった理由
「里帰り出産」と言っても、メリットばかりじゃないんですよね。
わたしの場合、実家が田舎&産休まで仕事をしていたこともあり、里帰り出産をするのが困難で、しませんでした!
- 産院の選択肢が無い(車で30分)
- 実家が古いのでくつろげない
- 当時、祖父も同居していた
- 下の子出産のとき、上の子の保育園問題があった
まずは、産院の問題。
わたしの場合、住んでいた家から徒歩10分のところに産院があり、産後の入院も個室!
ただ、個人病院だったため、里帰り出産する場合、残りの妊婦検診は別の大きな病院へ通院する必要がありました。
さらに、仕事をしていたこともあり、産休に入ってからじゃないと実家に戻れないため、大きなお腹で帰省するのもためらいがありました。
やっぱり、産院がコロコロ変わるのが精神的にいちばん不安でイヤでしたし、転院の手続きもあって面倒なんですよね~。
あとは、実家の問題。
実家=くつろげる、というイメージですよね。
たしかに、帰省すればご飯も出てくるし、洗濯もしてくれるし、居心地はいいんですが、家が古くて・・・。
それに、赤ちゃんのお世話しやすいように整えるのも大変なんですよね。
また、祖父が健在で同居していたこともあり、赤ちゃんの泣き声が響いたら・・・と思うと気が気でなく。
最後に、保育園の問題。
一人目出産ならまだしも、二人目出産となると、上の子のお世話が気がかりでした。
しかも、わたしが住んでいる自治体の保育園は、2か月間、一度も登園しなかった場合は退園になる!という条件があったんです。
(長期入院など、理由がある場合は対象外ですけどね。)
せっかく入れた保育園。
しかも、当時上の子は年中クラス。
保育園に通うのもあとわずかだったし、保育園でお友達や先生と遊ぶのが楽しい時期でもあったんです。
わたしの場合、諸々の条件が合わず、「里帰り出産はしない」というよりできませんでした。
里帰り出産しないで親に来てもらうメリット
里帰り出産をしない、というより、出来ないことを伝えたところ、実母が手伝いに行くわ!と言ってくれて、本当に助かりました。
- 産院を変えなくて済む
- 赤ちゃんとの生活が自宅でスタートできる
- 旦那も育児に参加しやすい
- 上の子の生活環境が変わらない
産院を変えなくて済む!というのは、わたしにとっては一番安心できるポイントでした。
また、自分の家で育児ができる、というのは気持ち的にもすごく安心します。
産休に入ってから、ベビーグッズをゆっくり揃えることができ、赤ちゃんのお世話がしやすいよう、自分で環境を整えることができます。
それに、里帰りしてしまうと、どうしても旦那さんは気軽に来ることができませんよね。
ましてや、うちの場合は飛行機または新幹線を使わないとキツイ距離。
移動時間も交通費も、かなりかかってしまうんです。
ですが、自宅だったら、旦那も家にいるときや休日は育児に参加することができます。
さらに、実母がいることで、旦那の家事負担が減るんですよね。
最後に、上の子がいる場合。
ただでさえ、「赤ちゃんが生まれる」というのは、上の子にとっては大きな変化。
好きに甘えられないさみしさや、産後の入院でママに会えないさみしさもあったと思います。
ですが自宅だったらパパもいるし、昼間は保育園で思いっきり遊ぶことができます。
上の子への負担が軽く済むのが、いちばん良かったことだと思っています。
産後親に来てもらう期間はどれくらい?
わが家の場合、母は1か月ほど滞在してくれました!
期間は、生まれた翌日~産後1か月ほどまで。
出産&入院中の数日は、旦那も仕事の都合をつけて多少休んだり、義母にもサポートしてもらったため、入院中はあまり困りませんでした。
産後、自宅での生活のサポートをして欲しかったため、退院間近に来てもらいました。
リサーチしたところ、実母の滞在は2週間~1か月の期間が多いようですね。
出産する前から来てもらった!という方もいらっしゃいます。
早めに来れる場合は、家電の使い方や近所の案内、上の子の保育園の送迎方法などを直接伝えることができますね。
ただ、この辺はメモを残して置けば大丈夫ですし、場合によっては旦那さんに案内してもらえばじゅうぶんです。
産後実母の手伝いが意外とストレスに!?事前に対策
せっかく実母が産後の手伝いに来てくれているのに、ストレスが溜まる!なんて場合もあるんです。
なんて心が狭いんだろう・・・と思いますが、産後は急激なホルモンバランスの変化により、イライラしたり涙もろくなったりと、自分でもコントロールできないほど、感情の起伏が激しくなってしまうものなんです。
そのため、「やってもらったことに文句は言わない」と決めておくと、無用なトラブルも避けることができます。
実母だって、せっかく手伝いに来たのに「ありがとう」じゃなく、文句を言われたらイヤな気分になりますよね。
もちろん、「洗濯の干し方が気になる」「掃除の仕方が違う・・・」など、細かいところに目がいってしまうこともあると思います。
ですが、やってもらっているんだから感謝の気持ちを表す!
コレを肝に銘じておいて欲しいと思います。
また、家電の使い方やスーパーの場所、保育園の送迎の仕方などは、手書きメモで渡すのがいちばん!
口頭や、メールで送っても伝わり切らない場合もありますので、なるべく文章で残すといいですよ。
また、お互いのプライバシーを守るためにも、母には一部屋、使ってもらいました。
やはり、旦那と母は他人ですからね。
気を遣う部分もあります。
一人目出産のときは、1LDKで狭いマンションだったのですが、いつも使っている寝室を母に使ってもらいました。
二人目出産のときは、2LDKと、部屋に余裕があったため、いつもは書斎として使っている部屋を母には自由に使ってもらいました。
パソコン1台あれば仕事ができる!という母でしたので、家事と育児サポートの合間に仕事をしてました。
出産で母に来てもらうときのお礼
家事や育児サポートのために来てくれた実母。
きちんとお礼はしたいですね。
母のリクエストに応えて、好きな物をプレゼントするのもいいと思いますが、わが家は最終日にお寿司をご馳走しました!
産後はまだまだ大変な時期ですので、「あとからお礼をしよう」と思ってもつい後回しになり、遅くなってしまうこともあります。
あとは、出産祝いももらっていたため、写真カード付きで内祝いを贈ったら、すごく喜んでくれました。
やっぱり、孫の写真って嬉しいんですね。
実家に帰ると、孫たちの写真が引き伸ばされて飾られています。(笑)
まとめ
わたしの場合、当初は「里帰り出産したいな」という気持ちもあったんですが、よく考えて検討した結果、「できない」「しない方がいい」という結論に至りました。
結果、退院後は自宅でゆったりした気持ちで育児に専念でき、とてもよかったと感じています。
退院後も、健診があることを考えると、自宅近くに産院があるのも便利でしたし、いざというときも、すぐに行けるので安心でした。
さらに、わが家の場合、母が泊まりがけでサポートに来てくれたため、本当に助かりました。
旦那は仕事が忙しい時期でもあったため、どうしても、上の子の保育園の送迎ができなかったんですよね。
わたしも、産後に新生児を連れて送迎することに不安を感じていましたし。
ただし、実の親子ということもあって、いっしょに生活すると、お互い遠慮なしに言ってしまうこともあります。
産後でナーバスになっている時期、実母の何気ない一言が気に障ることもあるんですよね。
「わたしって何て心が狭いんだろう」と自己嫌悪に陥ってしまいますが、仕方ないんです。
わたしの場合、「自分にこんな一面もあったんだな・・・」と受け入れるようにしたら、気持ちがラクになりましたよ。
里帰り出産するかどうか悩んでいる方、まずはメリット・デメリット、自分は何をいちばん大切にしたいのか?を考えるといいですよ。
▼関連記事▼
里帰りしない出産の実態とは!?二児の母産前産後の過ごし方を公開
コメント