母乳で子育てをしていると、なかなか赤ちゃんのげっぷが出ないことに気づきますよね。
1日に10回以上の頻回授乳をしていても、ゲップが出るのはせいぜい2~3回ではないでしょうか?
でも、母乳で育てている場合、ゲップは不要!と言われることもありますよね。
本当に不要なのか、迷いますよね。
わたしも、子供が新生児のころはなかなかゲップが出ずに悩みました。
いろいろ調べてみた結果「ゲップは出なくても気にしなくてもOKだけど、背中はさすってあげたほうがいい!」という結論にたどり着きました。
おかげで、赤ちゃんのゲップがなかなか出なくても、神経質に心配することがなくなりました!
母乳の赤ちゃんはげっぷ不要?なぜ?
赤ちゃんが母乳を飲むためには、しっかり密着して吸い付かないと母乳は出てこないんです。
そのため、母乳を飲んでいる赤ちゃんは空気を飲み込むことが少なく、ゲップが出る頻度も少ないんです。
ですが、注意したいのが、母乳だからゲップは不要!というワケではないんです。
たとえば、乳頭保護器を使っている場合。
直母の赤ちゃんに比べると、空気を飲み込んでいる可能性が高いため、ゲップを出してあげたほうがお腹の張りが落ち着いて、吐き戻し防止にもなります。
また、母乳を飲むのが下手っぴな赤ちゃんの場合。
うまく密着して吸い付くことができないと、やはり空気を飲み込んでしまうため、ゲップは必要になってきます。
赤ちゃんが上手に母乳を飲めないと、ママも授乳が痛くてツライですよね!
母乳への刺激も伝わらないため、母乳の分泌もなかなかアップしないと思います。
赤ちゃんも、母乳が飲めていないと体重があまり増えなかったり、おしっこの回数が少なかったり・・・と心配になっちゃいますよね。
赤ちゃんとママとでトレーニングしていくしかないんですが、一人で抱え込まずに産院や母乳外来、自治体の助産師さんに相談してくださいね!
・・・と、話が少しずれちゃいましたね。
でも、どうか抱え込まないで欲しいと思います。
あ、あと、赤ちゃんが大泣きして授乳したときは、せいだいなゲップが出ると思います!
もしくは、母乳やミルクをガボッと吐き出しちゃうことも。
赤ちゃんは、大泣きするときも空気を飲み込んでしまっていますので、ゲップをさせてあげてくださいね。
さらに、赤ちゃんの胃のカタチはストンと真っすぐ。
赤ちゃんは吐き戻ししやすいため、たとえ母乳の赤ちゃんでも、少したて抱きにしてあげて、飲んだ母乳が胃に落ちていくようにしてあげると安心です。
たて抱きにするのは、5分程度でOKです!
ゲップが出なくても大丈夫です。
ただ、ゲップが出ずに苦しそうにしていること、あるんですよね。
実は、たて抱き以外でもゲップを出してあげるコツはあるんです。
その子によって、出やすい姿勢がありますので、ぜひ探ってみて。
それに、ママも「この方法がダメだったから、今度はこっちを試してみようかな?」と思えるので、気がラクになります。
赤ちゃんのゲップがどうしても出すのが苦手、赤ちゃんもゲップが出ずに苦しそう・・・という場合、ぜひ、こちらの記事もチェックしてくださいね!
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授乳後ゲップしないで寝るのは大丈夫?
授乳後にゲップをしないまま赤ちゃんが寝てしまうこと、ありますよね?
吐き戻ししないか、心配になっちゃいますよね。
かと言って、眠っている赤ちゃんをわざわざ起こすなんてかわいそうですし。
わたしが子育てしながらやってみてよかった方法が、「授乳の合間にゲップを出してあげること」です。
ゲップって、授乳のあとにしなきゃいけない!というワケではないんです。
授乳の合間にゲップを出してあげれば、お腹の中の空気が減り、吐き戻しの心配も減ります。
それに、赤ちゃんも途中でお腹がスッキリすれば、母乳の飲みも良くなります!
特に、夜寝る前の授乳は、できるだけたくさん飲んで、しっかりゲップも出して、せめて3時間はグッスリ眠って欲しいですよね!
うちの子も、授乳の合間にゲップをさせることで、夜寝る時間が少しずつ長くなってくれて助かりました~。
もちろん、ママは乳腺炎にならないよう、新生児のうちは夜間授乳は必須ですけどね。
すぐにでも試せる方法ですので、ぜひ、今夜から実践してみてくださいね!
ただ、どうしても赤ちゃんが寝ている間の吐き戻しが心配・・・という場合、頭を少し高くしてあげるか、体ごと横向きにして寝かせると安心ですよ。
丸めたタオルを赤ちゃんの下に敷いてあげると簡単に傾斜が作れます。
授乳クッションを使うのもおすすめですよ!
授乳クッションの上にバスタオルを敷いて、くぼみに赤ちゃんのお尻、クッションの切れ目に足が入るように寝かせるとすっぽりおさまります!
背中が自然に丸まるため、赤ちゃんも安心してグッスリ寝てくれることもあるんです。
ただ、夜に授乳クッションで長時間寝かせるのはおすすめできません。
お昼寝のときだけにしてくださいね。
夜は、赤ちゃん用の枕を用意しちゃえば安心です!
まとめ
母乳の赤ちゃんは密着して飲んでいるため、さほど空気を飲み込んでいません。
そのため、ゲップを促してあげてもなかなか出ないことの方が多いと思います。
ですが、ゲップが出ないから、ゲップを出さなくてもいい!というワケではありません。
やはり、多少は空気を飲み込んでいますし、何回か授乳をすると、その分の空気がお腹に溜まっている場合もあります。
ゲップが出なくても、あまり気にしなくてもOKですが、ゲップが不要!というワケではないんですね。
吐き戻しを防ぐためにも、ゲップを出してあげると安心です。
ですが、ゲップが出たから絶対に吐かない!とは限らないんですよね~。
赤ちゃんに吐き戻しが多いのは、胃のカタチが関係しているんです。
赤ちゃんの胃は未発達のため、大人のようにカーブを描いておらず、ストンと真っすぐな状態。
ゲップが出ても、口からダラダラと母乳やミルクが出てしまうこと、あるんですよね~。
慌てないためにも、赤ちゃんが寝る場所には、わたしはいつもバスタオルを置いていました。
また、口拭き用のガーゼもあると安心です。
さらに、吐き戻しが多くて心配だな・・・という赤ちゃんの場合、寝かせるときに体ごと横向きにするか、頭を少し高くすると安心です。
バスタオルでも、簡単に傾斜は作れますので、ぜひやってみてくださいね。
もちろん、赤ちゃん用のクッションを使うのもアリです!
月齢とともに、空気を飲まずに上手に母乳が飲めるようになってきます。
個人差はありますが、3か月ぐらいになると、ますますゲップは出にくくなってきます。
7か月ぐらいになり、お座りできるようになると、赤ちゃんは自分でゲップを出せるようになってきます!
長く付き合っていく必要がありますが、あまり神経質にならずに、「赤ちゃんってこういうもんなんだな」と思えると、気楽になりますよ。
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