手作りのアップルパイはどれぐらい日持ちするんでしょうか?
常温だと2日、冷蔵で3日、冷凍だと1か月ほど日持ちする、と言われています。
ただし、保存方法を間違えてしまうと、パイ生地のサクサク食感が失われてしまったり、バターが溶けだして油っこくなってしまったりと、せっかく美味しく焼きあがっても台無しになってしまいます。
保存する前に、しっかり粗熱を取ることを忘れないでくださいね。
粗熱が取れたら、基本的には冷蔵または冷凍保存するのがおすすめです。
食べる直前に、トースターや電子レンジで温め直すと、焼き立て食感が復活して美味しく食べることができます!
手作りアップルパイは常温で2日
手作りアップルパイは、常温で2日ほど保存可能です。
ただし、常温とは10~15度ほどを指します。
冬場なら、暖房を付けていない部屋をイメージしていただければOK!
逆に、冬以外は常温での保存はおすすめできません。
すぐに食べない場合は、アップルパイの粗熱がとれたら冷蔵庫で保存してくださいね。
夏場など、暑い日に持ち運びするときも、保冷剤を付けて保冷バッグに入れるのがおすすめです。
手作りアップルパイは冷蔵で3日
基本的に、アップルパイは冷蔵庫で保存するのがおすすめです!
粗熱がとれたらふんわりとラップをかけて、冷蔵庫に入れてくださいね。
ただし、カスタードクリームが入っている場合や、生クリームや他のフルーツでトッピングした場合の日持ちは1日程度です。
早めに食べきってくださいね。
手作りアップルパイは冷凍で1か月ほど
アップルパイは冷凍すると1か月も日持ちします!
常温・冷蔵に比べると、驚くほど日持ちしますね。
ただし、冷凍保存するときは、小分けにして一つずつしっかりラップで包み、ジッパー付きの保存袋か容器に入れて霜が付かないように密閉してくださいね。
また、再冷凍はおすすめできませんので、食べる分だけ解凍するようにしてくださいね。
なお、解凍する方法は、冷蔵庫で半日かけて解凍する方法でも、電子レンジの解凍モードを使うのでも、どちらでもOKです!
ただ、いづれにせよ、アップルパイは解凍すると、どうしてもパイのサクサク食感がなくなってしまいます。
食べる直前に、オーブントースターで温め直すと、サクサク食感が復活しますので、ぜひ、試してみてくださいね。
ただし、焦げないようにだけ気を付けてくださいね。
気になる場合は、アルミホイルを上にかぶせると焦げを防ぐことができます。
手作りアップルパイを保存するときのコツ
しっかり粗熱をとる
アップルパイが焼きあがったら、冷蔵・冷凍する前にしっかり粗熱をとってくださいね!
基本手には、網の上に移動させて、アップルパイの裏側も冷ますのがおすすめです。
オーブンシートの上で冷ますと、裏側に水滴が付いてしまい、湿気てしまう原因になってしまいますので、ご注意くださいね。
また、夏の気温の高い時期や梅雨で湿気が多い時期は、粗熱がとれたら早めに冷蔵または冷凍保存しちゃうのがおすすめです!
冷蔵保存のときはラップはふんわり
冷蔵庫でアップルパイを保存するときは、ラップはふんわりかける程度でOKです。
あまりにもピシッと包んでしまうと、バターがパイ生地全体にべたーっと広がってしまったり、パイ生地が潰れちゃうこともあります。
なるべく空気に触れないようにできればOKです。
大きめのタッパーに入れる方法もおすすめです。
冷凍保存のときは小分けにすると便利
アップルパイを冷凍保存するときは、小分けにしておくと、食べるときに食べたい分だけ解凍できるので便利です。
基本的に、一度解凍した手作りアップルパイを再冷凍するのはNGですので、食べきれる分だけ解凍してくださいね。
なお、冷凍するときは霜がつかないよう、しっかり密閉するのがおすすめ!
ラップで包んでから、さらにジッパー付きの保存袋へ入れ、空気を抜いてから保存してくださいね。
アップルパイは傷みやすい!
アップルパイに使用しているりんごのフィリングは水分が多く、パイ生地に染み込みやすいため、サクサクの美味しい状態はあまり長く続かないんです。
特に、カスタードクリームを使用している場合、賞味期限はさらに短くなります。
というのも、牛乳や卵をたくさん使っていると、その分、傷みやすいんです。
牛乳や卵は、常温でも傷みやすいですからね。
他にも、生クリームなどでデコレーションしている場合も、日持ちしなくなります。
アップルパイは、作った当日、または翌日までがいちばん美味しい期限です。
特に、プレゼントとして渡す場合は、ご注意くださいね。
アップルフィリングの日持ち
先にりんごのフィリングを作っておいてから、アップルパイを作ることもあると思います。
アップルフィリング自体はどれくらい日持ちするのか、ご紹介します。
アップルフィリングは冷蔵で1~2週間
りんごのフィリングが出来上がったら、冷蔵庫に入れるのがおすすめ!
瓶に入れて保存するのもいいですが、タッパーやジッパー付きの保存袋も便利でおすすめです。
アップルフィリングは冷凍で1か月
冷凍すると、やはり賞味期限が長くなりますね!
りんごのフィリングは冷蔵保存するときと同様、タッパーやジッパー付きの保存袋で密閉して保存してくださいね。
解凍するときは、鍋に出して煮詰めてもOKですし、ジッパー付きの保存袋のまま湯せんにかけてもOKです。
電子レンジで解凍してもOKですが、多少、風味が落ちてしまいますので、ご注意くださいね。
なお、りんごを大きめにカットしている場合、りんごから水分が出て味が薄めになっちゃうことがあります。
そんなときは、鍋で煮詰めて、水分を飛ばすようにするとトロッとした感じが復活します。
焼く前のアップルパイの保存方法は?
できれば、焼き立てのアップルパイをサーブしたい!
だけど、当日は時間がないから、成形までしておいてあとは焼くだけ・・・という状態にしておきたい・・・と思うこと、あると思います。
そんなときは、冷凍をうまく活用すると可能です!
たとえ、翌日に焼く予定だとしても、ラップで密閉して冷凍保存しておくのがおすすめ。
冷蔵だと、どうしてもりんごのフィリングが生地に染み込んでしまい、ペチャっとした仕上がりになってしまいます。
ただし、冷凍している分、焼き加減は難しくなります。
冷凍庫からだしたらそのままオーブンに入れてOKですが、いつもより温度を高め&焼き時間を長めにして、生焼けにならないよう、様子を見ながら調整してみてくださいね。
ちょっと難しそうだな・・・と思う場合は、アップルパイを焼いてから保存するのがおすすめ!
サーブする直前にオーブントースターで焼き直せば、まるで焼き立てのようなサクサク食感が簡単に復活します!
アップルパイが傷むとどうなる!?
アップルパイが食べきれずに、残ってしまうこと、あると思います。
他にも、うっかり常温で置きっぱなしにしてしまったり、冷蔵庫の中で忘れてしまったり・・・。
アップルパイは傷むとどうなっちゃうんでしょう?
- カビが生える
- パイ生地の色が変色している
- 変な臭いがする
など、見た目やニオイが明らかにおかしい場合は、腐ってしまっている可能性が高いです。
食べずに廃棄してくださいね!
他にも、
- カットしたときに糸をひいている
- 酸味が強くなっている
などの変化がある場合も、食べないでくださいね!
わかりやすく「腐っている」と思ったときは食べないのがいちばんですし、少しでも「おかしいな・・・」と思ったときも、廃棄するようにしてくださいね。
まとめ
アップルパイは、水分が多いりんごを使用しているため、賞味期限が短いんですね。
夏や梅雨の時期は、冷蔵での保存がおすすめです。
持ち運びする場合も、保冷剤を付けて、保冷バッグに入れると安心ですね。
食べる直前にトースターで温め直すと、サクサク食感が復活しますので、ぜひ、ひと手間かけて召し上がってみてくださいね。
アップルパイは、りんごのフィリングの作り方を変えたり、トッピングを変えることで、味の違いを楽しむことができますね。
もちろん、りんごの種類によっても、味が違いますよね。
さらに、ホールで焼いたり、一口サイズやスティック状に焼いたりと、形も工夫できますね。
冷凍のパイシートを使うと、簡単に作ることができるのも魅力ですね。
りんごが美味しく、アップルパイ作りに適している秋から冬にかけては、ハロウィンやクリスマス、バレンタインとイベントも盛りだくさん!
アップルパイは甘すぎないので、甘いものが苦手な人にも喜ばれる一品です!
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