授乳中にキムチを食べると、母乳の味やニオイが変わって、赤ちゃんが飲まなくなったり便秘しちゃうこと、あるんでしょうか?
実は、「キムチなどの辛いものを食べると母乳も辛くなる」というのは、科学的な根拠はないんです!
つまり、授乳中でもキムチなどの辛いものは食べても大丈夫なんです。
ただし、キムチはご存じの通り漬物の一種。
塩分がたくさん含まれているため、食べ過ぎるとむくみが気になっちゃいます。
また、刺激物ですので、ママの胃に負担がかかりすぎることもあります。
母乳のためだけではなく、ママ自身の美容と健康のためにも、くれぐれも食べ過ぎないように適量を楽しんでくださいね。
授乳中に辛いものを食べてもOK!
授乳中でもキムチやカレー、わさびや唐辛子などの辛いもの、食べたくなることありますよね~。
ですが、「辛いものを食べると母乳も辛くなるよ!」「赤ちゃんが飲まなくなる」「赤ちゃんが下痢になっちゃう」などなど、不安になるような話、聞いたことがあると思います。
実は、「辛いものを食べると母乳も辛くなる!」というのは、科学的な根拠はないんです!
母乳は血液から作られていますが、ママが何を食べてもある程度、母乳の成分は一定になるように仕組化されているんです!
人の体ってすごいですね。
とはいえ、辛いものやニオイがきついにんにくなどを食べると、母乳に多少は移行しちゃうこともあります。
母乳の味の変化に敏感な赤ちゃんは、飲まなくなっちゃうこともあるんです!
「うちの子は神経質だな・・・」と感じるママは、辛いものはなるべく控えるようにしたり、授乳のあとに食べるようにするといいかもしれませんね。
ただ、辛いものを食べすぎると、母乳だけではなくママの体へ負担をかけることがあります。
辛いものを食べすぎたり、辛すぎるものを食べると、お腹をこわしちゃうこと、あるんですよね~。
わたしも昔、激辛の火鍋を食べて、大変なことになったことがあります・・・!
母乳のためだけではなく、自分のためにも、辛いものはほどほどにしたいですね。
授乳中にキムチは食べてもOK!ただし塩分に注意
授乳中でも、食べ過ぎたりしなければ、キムチは食べてもOKです!
それに、キムチは発酵食品ですので、植物性の乳酸菌がたくさん含まれています。
ヨーグルトに含まれている動物性の乳酸菌よりも強いため、より、生きたまま腸に届くと言われています。
便秘に悩んでいるママは、試してみたい食品の一つですね。
ただし、ご存じの通りキムチは漬物の一種。
塩分もたくさん含まれていますので、食べ過ぎるとむくみも気になってしまいます。
食べる量は、箸休め程度、小鉢一つ分ぐらいまでにしてくださいね。
できれば、塩分控えめのキムチや辛すぎないキムチを選ぶのもいいですね。
授乳中に辛いものを食べるときのコツ
食べ過ぎない
授乳中ってお腹が空くため、ついつい食べ過ぎちゃうこと、あると思います。
ですが、キムチなどの辛いものを食べすぎると、ママの胃へ負担がかかりすぎてしまったり、塩分のとりすぎでむくみがひどくなることもあります。
キムチを食べるときは最初から小鉢などに取り分けて、食べる量を決めておくと食べ過ぎ防止になります。
水分をたくさん摂る
もし、辛いものを食べすぎちゃったな・・・というときは、水分を多めにとってみて。
水分をたくさんとることによって、塩分などの余計なものを体外へ排出することができます。
さらに、水分を多めにとることでお腹が膨れるので、食べ過ぎ防止にもなります。
授乳中は喉も乾きやすいので、こまめに水分補給してくださいね。
バランスよく食べる
いくら辛いものが食べたい!からと言って、毎日キムチを食べるのはおすすめできません。
ママの美容と健康のためにも、やっぱりバランスよく食べるのがいちばんです!
食事は1週間の中でバランスを調整できればOK!と言われていますので、食べ過ぎちゃったな・・・という翌日は、野菜たっぷりのあっさりとした食事にするなど、ムリのない範囲で工夫できれば大丈夫です。
どうして授乳中に辛いものが食べたくなるの?
授乳中はどうして辛いものが食べたくなるんでしょう?
「食べちゃダメ!」と思うほど、食べたくなっちゃうんですよね~。
実は、辛いものを欲するときは、脳がストレス解消を求めている、と言われているんです。
辛いものを食べると、口の中がピリッとした刺激でいっぱいになりますよね?
この刺激によって、ストレスが和らぐと言われているんです。
たしかに、辛いものを食べると、イライラした気持ちなんかを一瞬、忘れることが出来ますね。
育児はストレスの連続。
言うことを聞いてくれない赤ちゃんと一日中過ごすのって、すごく大変ですよね。
辛いものが無性に食べたい!というときは、ストレスが溜まっているのかも。
ガマンし過ぎず、適量を食べて、少しでもストレスを解消できるといいですね。
まとめ
授乳中でも、キムチは食べても大丈夫です!
辛いものを食べたからと言って、必ず母乳に悪影響がでる!というワケではないんですね。
ただし、キムチは塩分が気になりますね。
もちろん、キムチの乳酸菌など、いい面もありますが、食べ過ぎるとむくみが気になっちゃいます。
ママの美容と健康のためにも、やはり適量を食べるのがいちばん。
最初から小鉢に取り分けて、水分を多めにとるようにしながら食べると、食べ過ぎ防止になります!
キムチ鍋のように、たっぷりの野菜や豆腐、きのこなどといっしょに食べるのもアリですね!
たまごを入れるとマイルドになり、タンパク質もとれるのでおすすめです。
ママだから・・・とガマンし過ぎず、美味しいものを楽しみたいですね。
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