細くて長~い形の千歳飴。
このまま食べるには、食べきれなさそうですし、子供にまるまる一本与えるのも気が引けますよね。
切ったり割ったりしていいの?と疑問に思っちゃいますが、切ってもOK!
千歳飴の食べ方に決まりはありませんので、食べやすい大きさにカットしちゃってOKなんです。
キッチンばさみ&包丁の背を使うと、上手く切れますよ。
ただ、千歳飴ってなかなか食べきれないんですよね。
かと言って、捨ててしまうのはもったいない。
余った千歳飴はタッパーやラップに包んでおけば保存ができますし、実は料理にも使うことができるんです。
いつもの料理に深いコクと香りをプラスしてくれますよ。
ぜひ、千歳飴を最後まで美味しく召し上がってみてくださいね。
七五三の千歳飴の食べ方&切り方
キッチンばさみ&包丁の背で切る
千歳飴を袋から取り出し、切りたい部分にキッチンばさみで切り込みを入れておきます。
次に、包丁の背で軽く切り込み部分を叩けば、簡単に千歳飴を小分けにすることができます!
ひと手間かかりますが、飴の破片が飛び散ったり、強い力をかけなくても簡単に飴を切ることができる方法です。
袋のまま割る
千歳飴が袋に入ったまま、包丁の背やすりこ木などで叩いて割る方法です。
飴を叩くと破片が飛び散ったりしますので、必ず袋に入れたまま割ってくださいね。
他にも、千歳飴どうしをぶつけて割る!という方法も。
まるでチャンバラごっこのようですが、食べ物で遊んではいけませんね・・・!
なお、割った飴は切り口がとがっている場合もありますので、子供に与えるときは口を切ったりしないよう、気を付けてあがてくださいね。
一度溶かす
クッキングシートの上に千歳飴を置き、レンジで数十秒ずつ温めると簡単に溶けます。
千歳飴の大きさによって溶ける時間は異なりますので、様子を見ながら少しずつ加熱してくださいね。
焦げないように気を付けてくださいね。
溶かして柔らかくなった千歳飴を適量ちぎって一口サイズに成形したり、
割りばしなどにクルクル巻いて水あめのようにすると食べやすくなります。
ただし、熱した飴を扱うときは、火傷にじゅうぶん注意してくださいね。
そのまま食べる!
長~い飴をそのまま食べるなんて、子供にとっては特別な体験になりますよね!
実はわたしも子供のころ、千歳飴は長いまま食べてました!(笑)
でも、親になってみて、自分の子供に千歳飴をまるまる一本渡すのはいろいろ心配だな・・・ということに気づきました。
- 食べきれない
- 喉に刺さったら危ない
- 虫歯も心配・・・
などなど。
一度、口を付けてしまった飴は、衛生上よくありませんので捨てるしかないですね。
千歳飴は縁起物ですし、捨てるには気が引けますよね・・・。
美味しく残さずいただくためにも、やはり千歳飴を割ったり切ったりして、小分けにしてから子供に与えるのがいいですね。
千歳飴のアレンジレシピ3選
千歳飴を切ったり叩いたりして小さくしたら、タッパーやラップに包んで1年ぐらいは保存できます。
ですが、あまりに長く保存していると、忘れちゃう可能性もありますので、食べきれなかった千歳飴は料理にアレンジしちゃうのがおすすめ。
飴は、お砂糖とは違うコクがありますので、味に深みを出したいときや、料理に照りを出したいときなどに、おすすめなんです。
飴シロップ
飴と、飴と同等の水を耐熱容器に入れます。
電子レンジで1分半~2分加熱して完成!
加熱する時間は飴の量によって異なりますので、様子を見ながら少しずつ溶かしてくださいね。
千歳飴の飴シロップは、ミルクっぽい味になりますので、コーヒーや紅茶に入れても合います。
事前に溶かしていますので、アイスコーヒーやアイスティーでもOK!
他にも、練乳の代わりにいちごやかき氷にかけて食べても美味しいですよ♪
いちご味の千歳飴で作ると、さらに美味しいです。
大学芋
千歳飴で照りとコクがプラス!
揚げない大学芋なので、簡単なのも嬉しいですね。
鶏の照り焼き
千歳飴を大量にもらってしまったときの救済レシピ!
大人も子供も大好きな照り焼きチキン。
料理しているときから、いい匂いがするレシピです♪
他にも、クッキーやマフィン、ミルクプリンなど、スイーツとも相性抜群な千歳飴。
捨てちゃうのは勿体ないので、リメイクレシピで千歳飴を使いきってくださいね。
不二家ミルキーの千歳飴が美味しくて定番
不二家ミルキーの千歳飴といえば、定番!ですね。
毎年、10月ごろになるとスーパーやコンビニなどでもミルキーの千歳飴を見かけます。
パッケージも可愛いので、子供に持たせて写真を撮りたいですね~。
不二家のミルキーは、なんと60年もの歴史があるんです!
味ももちろん「ミルキー」で美味しい♪
不二家ショップに行けば、確実にゲットできますが、スーパーやコンビニで見かけたら、ぜひ購入しておきたいですね。
そもそも千歳飴の由来とは?事前準備は必要?
千歳飴は、江戸時代からすでにあったと言われています。
浅草の飴屋さんが縁起物として売り出したんだとか。
「千歳」とは「千年」つまり「長い歳月」という意味。
七五三のお祝いに、子供の長寿を願って「千歳飴」という名前をつけ、あの細くて長い飴の形になったんです。
また、千歳飴の紅白の色も縁起がいいんですね。
七五三といえば千歳飴が定着していますね。
ところで、千歳飴って用意しておいたほうがいいんでしょうか?
近所の神社などでお参りや祈祷をすると頂ける場合もあります。
基本的に、事前に準備しなくても大丈夫ですが、不二家のミルキーなど、特定の商品を食べたい場合は買っておきたいですね。
また、家庭や地域によっては、縁起物のおすそ分けや七五三祝いの内祝いとして千歳飴を配る習慣もあります。
まとめ
千歳飴の食べ方をご紹介しました。
千歳飴は縁起物ですので、切ったり割ったりしたらよくないのでは?と心配になってしまう方もいらっしゃると思います。
ですが、千歳飴の食べ方に特に決まりはありませんので、好きに食べていいんです!
個人的にイチオシの方法は、キッチンばさみ&包丁の背を使って切る方法です。
一見手間がかかるように感じる方法ですが、余計な力を入れずに、キレイに切ることができます。
また、千歳飴が食べきれない、余ってしまったときは料理に使うことができるんです。
お砂糖は違う、深みのある甘さとコクをプラスできますので、普段のお料理がグッと美味しくなります!
千歳飴を捨ててしまう方がもったいないですね。
ぜひ、リメイクレシピで千歳飴を最後まで美味しく召し上がってみてくださいね。
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